琵琶湖で今冬の「全層循環」(深呼吸)が確認されました

2018/01/31

琵琶湖では湖面と湖底の水が混ざり合い、水温と酸素濃度がほぼ同じになるという「全層循環」と呼ばれる現象が起こります(いわゆる深呼吸)。近年この現象を確認できなかった冬もありましたが、今年は1月22日に確認されました。これは過去10年の中では最も早い確認だそうです。

湖底の酸素濃度が低くなると生物が生息しにくくなり生態系にも好ましくない影響が及ぶと危惧されます。今年は早く循環の現象が見られたので、まずは一安心というところです。