次世代車社会「CASE」日本は乗り遅れないか

2019/10/21

車の走行によるCO₂の排出量を削減するために世界の各国でさまざまな取り組みが進められています。いわゆるエコカーの普及は大きなテーマであり、たゆまぬ技術革新が行われています。車社会の将来を見据えて話題にのぼるのがCASEです。

Cはコネクテッド化で、車が外のものと「つながり」を持つ時代が来るということです。そこにはIoT、通信の高速・大容量化などの技術進歩の背景があります。Aは自動運転です。これにはAI(人工知能)の進歩が不可欠です。Sはシェアリング、サービス化です。日本では法規制や日本人の気質のこともあり車の共同利用にはかなり高い壁がありそうです。そして最後のEはEV化で、充電スポットの充実や電池のコスト低下などの課題があります。

世界的な潮流に対して、日本の車社会は後れをとらず改革していけるでしょうか。温暖化防止にもつながる注目すべき課題といえます。

経産省からみたCASEとMaaS…経済産業省製造産業局自動車課課長補佐眞柳秀人氏 https://response.jp/article/2019/06/14/323443.html