「COP25」閉会 ~一部合意得られず持越し~

2019/12/17

スペインで開催されていた気候変動に関する国連の会議「COP25」が閉会しました。

会議では温暖化防止を加速させるために各国が温室効果ガスの排出削減目標を更に上乗せし、2030年の目標の前倒し・強化について議論され、参加国の賛同を得ましたが、排出量の大きい国が対策を明確に出来なかったこともあり、課題が先送りになりました。

また、パリ協定を実行していくルールづくりについて一部合意を得るに至りませんでした。日本はCO₂の排出が大きい石炭火力発電所を減らすようにという要望もあり、今後のエネルギー源確保のあり方について課題を残しました。

 

環境省_国連気候変動枠組条約第25回締約国会議(COP25)、京都議定書第15回締約国会合(CMP15)パリ協定第2回締約国会合(CMA2)について【12/2~15 スペイン・マドリード】
http://www.env.go.jp/earth/cop25.html