イベント情報

「身近な市民調査」は、平成2年から始まった市民による生物調査事業です。毎年、調査対象となる身近な生物を、調査員として登録いただいた皆様に調査・報告いただきます。調査は大津市内の好きな場所、好きな時間に自由に実施していただけます。

ツバメ調査は、平成5年と平成28年の過去2回実施しています。生息域変化の調査のためにも、ぜひご協力ください!調査結果は市民の方々に広く公表するほか、研究活動等にも役立てていただいております。

 

また、調査員に登録いただいた方限定で、ツバメ勉強会・観察会を実施します!調査の前に、ぜひツバメについて学んでみませんか?皆様のご参加お待ちしております!

 

詳しい内容は下記のURLをご覧ください。

令和6年度「身近な環境市民調査」ツバメ調査員募集&勉強会を開催します!(大津市ホームページ)
https://www.city.otsu.lg.jp/machi/eco/chosa/39764.html

R6年2月11日()、おおつ市民環境塾2023講座11「湖沼の水環境を考える」を開催しました。

講師は、山室 真澄 氏(東京大学大学院新領域創成科学研究科教授)。つくばからオンラインでご講演いただきました。

1950年代半ばまでは水草(沈水植物)は農家に肥料として利用されてきました。除草剤を水田で使用するようになり水草が激減しましたが、同時に化学肥料を使用することになったので、水草が消えたことは問題視されませんでした。水草の激減により、中海では植物プランクトンが増加し二枚貝は増加しましたがエビ、カニ、一部の魚等は減りました。

また、宍道湖では、1993年を境にウナギとワカサギの漁獲量が激減しました。これは様々な状況証拠からネオニコチノイド系殺虫剤がウナギやワカサギのエサを減らしたことが原因でしょう。

琵琶湖では水草の大量繁茂が問題になっていますが、除草剤があまり流れ込んでいないからとも言えるかもしれません。有機汚濁負荷や湖底の酸欠など課題が多々ありますが、琵琶湖の豊かな生態系や身近な環境を守るために、何が環境を守ることになるかを含め自ら考え観察するなどし、できることから行動していこうと思わせる講座でした。

 

 R6年2月11日(日)、おおつ市民環境塾2023講座11「湖沼の水環境を考える」を開催しました。 講師は、山室 真澄 氏(東京大学大学院新領域創成科学研究科教授)。つくばからオンラインでご講演いただきました。 1950年代半ばまでは水草(沈水植物)は農家に肥料として利用されてきました。除草剤を水田で使用するようになり水草が激減しましたが、同時に化学肥料を使用することになったので、水草が消えたことは問題視されませんでした。水草の激減により、中海では植物プランクトンが増加し二枚貝は増加しましたがエビ、カニ、一部の魚等は減りました。 また、宍道湖では、1993年を境にウナギとワカサギの漁獲量が激減しました。これは様々な状況証拠からネオニコチノイド系殺虫剤がウナギやワカサギのエサを減らしたことが原因でしょう。 琵琶湖では水草の大量繁茂が問題になっていますが、除草剤があまり流れ込んでいないからとも言えるかもしれません。有機汚濁負荷や湖底の酸欠など課題が多々ありますが、琵琶湖の豊かな生態系や身近な環境を守るために、何が環境を守ることになるかを含め自ら考え観察するなどし、できることから行動していこうと思わせる講座でした。

R6年1月20日(土)、おおつ市民環境塾2023講座10「食品ロス問題をみんなで考えよう!」を開催しました。

講演①

野村 俊夫 氏(滋賀県琵琶湖環境部循環社会推進課資源循環推進係長)

食品ロスとは「「食べられるのに廃棄された食品」のことで、国民一人当たり一日に茶碗1杯分になり年間約523万トンで、家庭系の食品ロスはこの約半分の244万トンになります。滋賀県では「三方よしフードエコ・プロジェクト」を推進し、三方よしフードエコ推奨店の登録、「ごみゼロチャレンジしが」による情報提供、フードドライブの推進に取り組んでいます。また、市民としては買い物や調理時に注意し、食品ロスを出さないようにしましょう。

講演②

森野 道代 氏(大津市社会福祉協議会地域福祉課長)

生活困窮者と食品提供者をつなぎ、共助ネットワークの充実を図っています。必要なものを必要な時に必要なだけお届けできるシステムの構築に努力しています。

講演③

山本 真由紀 氏(平和堂)

滝本 和人 氏(平和堂)

食品ロスの取組として、2020年秋より商慣習を見直し、お菓子類などの一部の食品の3分の1ルールを2分の1ルールに変更しました。規格外の果物を使用した平和堂ブランドを作る、食品リサイクルにより「循環エコ野菜」を作る、フードドライブ活動に協力するなど食品ロスに取り組んでいます。また、デリカ課では、「必要量を発注する、適切に保存する、適量サイズで提供する、恵方巻は予約を取る」など廃棄の出ないよう努力しています。 食品ロスの約半分は家庭系とのことです。これを削減するために「必要な分だけ買う、無駄なく使う、残さず食べる(リメイクする)」など出来ることから始めましょう!

 

 

 R6年1月20日(土)、おおつ市民環境塾2023講座10「食品ロス問題をみんなで考えよう!」を開催しました。 講演① 野村 俊夫 氏(滋賀県琵琶湖環境部循環社会推進課資源循環推進係長) 食品ロスとは「「食べられるのに廃棄された食品」のことで、国民一人当たり一日に茶碗1杯分になり年間約523万トンで、家庭系の食品ロスはこの約半分の244万トンになります。滋賀県では「三方よしフードエコ・プロジェクト」を推進し、三方よしフードエコ推奨店の登録、「ごみゼロチャレンジしが」による情報提供、フードドライブの推進に取り組んでいます。また、市民としては買い物や調理時に注意し、食品ロスを出さないようにしましょう。 講演② 森野 道代 氏(大津市社会福祉協議会地域福祉課長) 生活困窮者と食品提供者をつなぎ、共助ネットワークの充実を図っています。必要なものを必要な時に必要なだけお届けできるシステムの構築に努力しています。 講演③ 山本 真由紀 氏(平和堂) 滝本 和人 氏(平和堂) 食品ロスの取組として、2020年秋より商慣習を見直し、お菓子類などの一部の食品の3分の1ルールを2分の1ルールに変更しました。規格外の果物を使用した平和堂ブランドを作る、食品リサイクルにより「循環エコ野菜」を作る、フードドライブ活動に協力するなど食品ロスに取り組んでいます。また、デリカ課では、「必要量を発注する、適切に保存する、適量サイズで提供する、恵方巻は予約を取る」など廃棄の出ないよう努力しています。 食品ロスの約半分は家庭系とのことです。これを削減するために「必要な分だけ買う、無駄なく使う、残さず食べる(リメイクする)」など出来ることから始めましょう!

人間の営みが反映される湖沼の水環境をめぐっては、いろんな問題が生じています。各地の湖沼の水辺環境を研究されている東京大学の山室真澄先生をオンラインでお招きし、生態系の変化やその影響について学び、湖沼の水環境の未来について考えます。

  • 日時:令和6年2月11日()14時〜16時
  • 場所:明日都浜大津5Fふれあいプラザ大会議室またはオンライン参加
  • 内容:「湖沼の水環境を考える」(講演会)
  • 講師:東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授 山室 真澄 氏
  • 対象:一般市民
  • 定員:会場 30人程度(オンライン 50人程度)
  • 参加費:無料

申込みは、1月30日(火)までに電話またはE-mail(「湖沼の水環境」参加希望、参加方法(会場、オンライン)郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、電話番号を書いて)、大津市地球温暖化防止活動推進センターへ
TEL: 077-526-7545  E-mail: info@otsu.ondanka.net

環境省から、冬の星空観察についての案内がありましたのでお知らせします。

環境省では、星空観察を通じて光害(ひかりがい)や大気汚染、環境保全の重要性について関心を深めることに加え、良好な大気環境や美しい星空が地域資源(観光や教育)として活用されることを目指し、平成30年度から夏と冬の星空観察を推進しています。

今回、冬の観察期間(令和6年1月2日(火)~)では、肉眼による「天の川」の観察やデジタルカメラによる夜空の明るさ調査などの観察内容が予定されていますので、この機会に、是非、星空の観察に御参加くださいとのことです。

 

観察内容、観察期間・時間、観察方法、参加方法および環境省「星空観察」への取組報告募集等、詳しくは下記URLをご覧ください。

令和5年度冬の星空観察について(環境省報道発表)
https://www.env.go.jp/press/press_02455.html

おおつエコライフチャレンジ」サイトでは、スマートフォンやパソコン、タブレット等から、環境にやさしい取り組み項目に対して、「〇△×」で回答すると、1年間で削減できるCO₂の量や節約できる電気量などを知ることができます。

電力消費量が増加する冬に合わせて、12月15日(金)~1月31日(水)まで、「おおつエコライフチャレンジ ウインター」を実施します。

「環境保全のため」、「家庭の節約のため」等、きっかけは人それぞれかもしれませんが、エコなライフスタイルについて考え、未来の地球を守る取り組みにチャレンジを!!

食べられるにもかかわらず廃棄される食べ物、いわゆる食品ロスは日常的に大量に発生しています。SDGs の目標の一つにもなっており、国内外で関心が高まっている問題です。

食品ロスは、生産から流通、家庭などでの消費に至る各段階で発生します。行政や事業者等の方々の取り組みを紹介していただき、食品ロスを減らすために私たちができることは何か、一緒に考えましょう。

  • 日時:令和6年1月20日()14時~16時
  • 場所:明日都浜大津5Fふれあいプラザ大会議室
  • 内容:「食品ロス問題をみんなで考えよう!」(講演会)
  • 講師:滋賀県琵琶湖環境部循環社会推進課、株式会社平和堂、大津市社会福祉協議会のご担当者
  • 対象:一般市民
  • 定員:30人程度
  • 参加費:無料

申込みは、1月9日(火)までに電話またはE-mail(「食品ロス問題をみんなで考えよう」参加希望、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、電話番号を書いて)、大津市地球温暖化防止活動推進センターへ
TEL: 077-526-7545  E-mail: info@otsu.ondanka.net

R5年12月2日(土)、おおつ市民環境塾2023講座9「プラごみゼロを目指す亀岡市の取組み」を開催しました。講師は、名倉 真也 氏(亀岡市環境先進都市推進部環境政策課副課長)です。

亀岡市のプラごみゼロ運動は、たった二人の保津川下りの船頭さんから始まりました。2004年からの二人の船頭さんによる地道な清掃活動はNPOや行政と連携した清掃活動へと拡大しました。そして、2018年12月に「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」へとつながりました。2021年に施行された条例では、「事業者がプラスチック製レジ袋(生分解性の袋を除く)を提供することを禁止」しています。また。エコバッグ普及を目指してHOZU BAG(パラグライダーで使用した布を使う)を販売したり、エコウォーカー事業(ウォーキングをしながら清掃活動をする)を展開しています。亀岡市は、世界に誇れる環境先進都市を目指しています。

たった二人で始めた清掃活動が全市の取組へと広がったんですね。私たちも出来るところから始める勇気を持ちたいと思います。

 

 R5年12月2日(土)、おおつ市民環境塾2023講座9「プラごみゼロを目指す亀岡市の取組み」を開催しました。講師は、名倉 真也 氏(亀岡市環境先進都市推進部環境政策課副課長)です。 亀岡市のプラごみゼロ運動は、たった二人の保津川下りの船頭さんから始まりました。2004年からの二人の船頭さんによる地道な清掃活動はNPOや行政と連携した清掃活動へと拡大しました。そして、2018年12月に「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」へとつながりました。2021年に施行された条例では、「事業者がプラスチック製レジ袋(生分解性の袋を除く)を提供することを禁止」しています。また。エコバッグ普及を目指してHOZU BAG(パラグライダーで使用した布を使う)を販売したり、エコウォーカー事業(ウォーキングをしながら清掃活動をする)を展開しています。亀岡市は、世界に誇れる環境先進都市を目指しています。 たった二人で始めた清掃活動が全市の取組へと広がったんですね。私たちも出来るところから始める勇気を持ちたいと思います。

実施予定日の11月25日()は気温が低い予報だったので延期するかどうか迷いましたが、日程を変更すると参加できないご家族が例年あるため予定通り実施を決めました。ところが、当日は曇りのち晴れの予報だったのに8時ころから雨が降り始めました。

準備作業は雨の中。晴れていたら張らない予定だったタープテントを急遽準備しました。電源ドラム、テーブルタップもカバーをかけて雨に濡れないように注意しました。

9時半に受付を始めた頃はまだ雨が降っていましたが、開会のご挨拶をする頃には上がり、自然観察をしながら春日山公園の中を移動することが出来ました。ドングリやきれいな葉っぱが拾えました。

その後、家族ごとにピクニックテーブルに座り、本日のメイン活動の工作をしました。参加者に一つずつ、リース用の輪を渡し、各自が拾ってきたドングリや、スタッフが用意した木の実や木の葉を使って作業を開始。参加者は、ホットボンドを使って、お気に入りのトッピングをしたリースを作り、さらにドングリゴマやドングリ人形を作り楽しみました。

素晴らしい作品の数々、「自然ロボ」と名前を付けた作品もありました。

また雨が降り出しましたが、タープテントの下、みんなでピクニックテーブルを回り、他のご家族の作品を鑑賞しました。この雨では集合写真は無理かなと思っていたら、なんと雨が上がり、各自作品を持って記念写真を撮ることが出来ました。良かったぁ!

 

 実施予定日の11月25日(土)は気温が低い予報だったので延期するかどうか迷いましたが、日程を変更すると参加できないご家族が例年あるため予定通り実施を決めました。ところが、当日は曇りのち晴れの予報だったのに8時ころから雨が降り始めました。 準備作業は雨の中。晴れていたら張らない予定だったタープテントを急遽準備しました。電源ドラム、テーブルタップもカバーをかけて雨に濡れないように注意しました。 9時半に受付を始めた頃はまだ雨が降っていましたが、開会のご挨拶をする頃には上がり、自然観察をしながら春日山公園の中を移動することが出来ました。ドングリやきれいな葉っぱが拾えました。。 その後、家族ごとにピクニックテーブルに座り、本日のメイン活動の工作をしました。参加者に一つずつ、リース用の輪を渡し、各自が拾ってきたドングリや、スタッフが用意した木の実や木の葉を使って作業を開始。参加者は、ホットボンドを使って、お気に入りのトッピングをしたリースを作り、さらにドングリゴマやドングリ人形を作り楽しみました。 素晴らしい作品の数々、「自然ロボ」と名前を付けた作品もありました。 また雨が降り出しましたが、タープテントの下、みんなでピクニックテーブルを回り、他のご家族の作品を鑑賞しました。この雨では集合写真は無理かなと思っていたら、なんと雨が上がり、各自作品を持って記念写真を撮ることが出来ました。良かったぁ!

11月19日(日)、おおつ市民環境塾2023講座8「秋の自然観察会」を瀬田公園にて開催しました。

18日(土)実施の予定でしたが、大気が不安定で小雨が降りそう、風も強く気温も低そうな予報だったので、順延しました。順延したために3名の方が参加できなくなり、申し訳ありませんでした。

19日は、時々雲が浮かぶ程度で気温は10度くらい、ちょっと寒いけれど陽射しがうれしい日になりました。講師は山本等氏。

ご挨拶後に出発、講師の説明を聞きながら散策しました。春の野草がたくさん芽を出していました。これから寒い冬を越して春に花を咲かせるのだそうです。2月末頃に咲くセリバオウレンの葉もたくさん出ていました。食べられる木の芽や野草の話も楽しく伺いました。 瀬田公園には赤松がたくさん生えています。戦後まではマツタケがたくさん採れたそうですが、今は採れないそうで、残念!

参加者のみなさんは熱心にメモを取り、秋の公園を楽しまれました。

 11月19日(日)、おおつ市民環境塾2023講座8「秋の自然観察会」を瀬田公園にて開催しました。 18日(土)実施の予定でしたが、大気が不安定で小雨が降りそう、風も強く気温も低そうな予報だったので、順延しました。順延したために3名の方が参加できなくなり、申し訳ありませんでした。 19日は、時々雲が浮かぶ程度で気温は10度くらい、ちょっと寒いけれど陽射しがうれしい日になりました。講師は山本等氏。 ご挨拶後に出発、講師の説明を聞きながら散策しました。春の野草がたくさん芽を出していました。これから寒い冬を越して春に花を咲かせるのだそうです。2月末頃に咲くセリバオウレンの葉もたくさん出ていました。食べられる木の芽や野草の話も楽しく伺いました。 瀬田公園には赤松がたくさん生えています。戦後まではマツタケがたくさん採れたそうですが、今は採れないそうで、残念! 参加者のみなさんは熱心にメモを取り、秋の公園を楽しまれました。