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11月16日()滋賀トヨペットウエルコム栗東様のご協力により、2019年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金事業(環境省)として「これからの、エコな車の選び方」を実施しました。最初に、講師の本居正晃氏(滋賀トヨペット)にご講演いただきました。いわゆるエコカーと総称されるPHV(プラグインハイブリッド車)、FCV(燃料電池車)、EV(電気自動車)について学びました。

講義の後、3種の車の試乗体験を行ないました。地球温暖化防止の視点、自分のライフスタイルの視点から参加者は興味を持って「エコカー」への理解を深めることができました。

 11月16日(土)、2019年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金事業(環境省)として「これからの、エコな車の選び方」を実施しました。会場は、滋賀トヨペットウエルコム栗東(栗東市大橋七丁目3-17)様にお世話になりました。最初に、講師の本居正晃氏(滋賀トヨペット)にご講演いただきました。代表的な車種としてプラグインハイブリッド車、燃料電池自動車、電気自動車について、それぞれの特徴、環境への配慮、コストメリット等各自のライフスタイルに合った車選びの参考になるお話をしていただきました。説明を受けた後、実際に乗車してみました。写真手前から奥に向かって、プラグインハイブリッド車、1人乗り電気自動車、燃料電池車と並んでいます。みなさん、ご希望の車種に試乗されました。その後、プラグインハイブリッド車の蓄電池を利用していれたお茶をいただき、燃料電池車のモータールームを開けて見せていただきました。試乗も出来、車を前に説明もしていただき、良く理解できました。また、これからの車社会は、CO2削減に向けてどのように変わっていくのだろうと関心が深まりました。

相次いだ台風・大雨による水害が各地を襲い大きな被害をもたらしました。被災に伴って関心が寄せられたのは停電による生活への影響でした。停電時のバックアップ電源をどう確保するか、再生可能エネルギーの普及にかなう送電網をどう確保して電気を有効に利用するか、温暖化防止に有効なEV車の普及などの諸施策にからんで今、蓄電池が注目を集めています。

例えば、NTTは電気事業を再編して独自の電力網を整備する計画を発表しました。太陽光パネルなど再生可能エネルギーによる電源を確保し、自社ビルを活用して電力を蓄電池にため、病院や工場など被災時にも必要な電力を供給できる体制をつくるという計画です。そのために必要な独自の電力網(送電ロスを小さく)の整備も計画しているようです。

この他にも住宅用の蓄電システムとして、京セラやシャープが新しい製品の発売を計画発表しています。発電した電力をムダなく使うシステムの構築に期待が寄せられています。

NTT 電話局などに蓄電池設置へ 災害時に近隣病院などに供給 | NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191111/k10012173411000.html

シャープが6.5kWhの住宅用蓄電池を新発売、停電時の利便性を強化 – スマートジャパン https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1910/17/news043.html

住宅用蓄電システム「Enerezza(エネレッツァ)」を製品化 | ニュースリリース | 京セラ株式会社
https://www.kyocera.co.jp/news/2019/1002_chio.html

11月2日()、おおつ市民環境塾2019後期講座5の生ごみ堆肥化についての学習をしました。

最初に大津市廃棄物減量推進課の永山詳憲さんから大津市におけるごみ排出の現況について説明がありました。市民が出すごみ量は減少してきましたが、課題は資源ごみの分別です。これをもっとしっかり実施すれば最終処分のごみは減らせます。

次に株式会社EM研究所の山岡宏光さんから生ごみの堆肥化の方法とそれに関する知識を学びました。最後に、おおつ環境フォーラム生ごみプロジェクトのメンバーが堆肥化資材を使って実演を披露し、参加者の皆さんの関心を集めていました。

 令和元年11月2日(土)、おおつ市民環境塾「生ごみ堆肥化に学ぶ」を実施しました。 最初の講師は、大津市廃棄物減量推進課 永山 詳憲 氏です。 大津市のごみ量は年間約10万トン、その処理経費は約40億円。 ごみ量は平成25年から11,000トンも減らしてきたのだそうです。それでもまた10万トンもあるんですね。 その中に含まれる「資源ごみ」をしっかり分別すれば、まだまだ減らせる! そして、34%もある生ごみをは水分をしっかり絞る、堆肥化してごみに出さない、などすれば、もっともっと減らせる! 次に、山岡 宏光 氏 (株式会社EM研究所 営業課広報係長)から、生ごみをたい肥化する方法を学びました。 生ごみにボカシを混ぜて発酵させ、堆肥化する方法です。微生物が生ごみを発酵分解したものを土に戻すと微生物の働きでふかふかの良い土になるそうです。 最後に生ごみ堆肥化資材を作ってみました。 10ℓのもみ殻と10ℓの糠にEMを混ぜて、10ℓの容器に戻します。あら不思議!10ℓ+10ℓ=10ℓ? ちゃんと10ℓの容器の納まりました。 これを水切りした生ごみにかけたり混ぜたりして使います。 後は畑やプランターの土に混ぜて一ヵ月程熟成させれば大丈夫。美味しい野菜を作りましょう。そして生ごみも減らせて一石二鳥!

電気自動車(EV)を普及させていくことが車からのCO2の排出を削減するための決め手ともいえますが、まだまだEVの普及率は僅かといえます。それにはいくつかの理由がありますが、充電設備が少なく走行中に充電が必要となったときには困るという心配が拭えません。

このような現状を鑑み、太陽光パネルと充電設備をセットで設置する取り組が伊藤忠、Jパワー等が出資して、VPPジャパンが独自の取り組みを始めています。

このような取り組みが更に広まっていくことが期待されます。

EV充電器と太陽光、小売店に無料で設置 伊藤忠系:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51228850R21C19A0MM8000/

10月27日()おおつ市民環境塾講座4「ムダの排除とCO₂削減」が開講されました。講師は、おおつ環境フォーラムの河原林氏。産業革命以降地球の平均気温が上昇し、近年その傾向が加速されています。化石燃料の利用による二酸化炭素などの温室効果ガスの増加が原因といわれています。それでは、これをストップするにはどうすればよいでしょうか。

従来いわれている3R(発生抑制、再利用、再生利用)にもう一つRefuse(発生回避)を加えて4Rで考えることが重要です。

日常生活において、CO₂の排出を減らすためにどうすればよいかを学ぶことができました。

 令和元年10月27日(日)、おおつ市民環境塾講座4「ムダの排除とCO2削減」を実施しました。講師は、河原林晋氏(家庭の省エネエキスパート・うちエコ診断士、滋賀県地球温暖化防止活動推進員、KES主幹審査員)。19世紀末以降平均気温が上昇し、近年その傾向が加速し、致命的な影響が出かねない状況にあります。化石燃料の利用による二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの増加が原因です。そこで、「地球温暖化を少しでも減らすために私たちはどうすればよいのか」についてご講演いただきました。

再生可能エネルギーを活用したいという企業が増えている中、再エネ発電事業者の情報が的確に得られず、うまくマッチングできていないという現状があります。

それで、ITを活用して、需要者と供給者の双方の情報を登録してもらい、再エネ電力の取引を効率よく行なうシステムをつくる取り組みが進められています。

富士通、再生エネ取引を効率化:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50742240Y9A001C1916M00/

10月20日()、前日は雨で順延となりましたが「里の日」②を開催しました。この講座は、5月18日の第1回目で植えたさつまいもの収穫体験講座です。

この5か月の間に育って大きくなったさつまいもがたくさん収穫できました。採れたお芋で焼き芋とカレーラィスをつくり楽しくいただきました。自然の恵みを実感することができた講座でした。

 10月20日(日)、前日は雨だったため順延した「里の日」②を開催しました。スタッフは8:30に集合し、テントを立て焼き芋用の焚火を準備しました。

10月5日()、大津市雄琴のオーパルオプテックス株式会社、湖岸で開催しました。

好天に恵まれ朝早くから多くの参加者が集まり、会社スタッフの皆さんのご指導のもと、A・B2班に分かれて交代で2つの事業を体験しました。カヌー体験と外来魚調べ体験です。また小さな子どもたちは貝探しを体験することができました。

 10月5日(土)、大津市雄琴のオーパルオプテックス株式会社、湖岸で実施しました。心配していた台風も早めに通過し、好天に恵まれ、朝早くから多くの参加者が集まりました。

「センター通信」秋号を発行しました。このところ毎月のように台風が襲来し、各地に大雨を降らせていますが、特に千葉県での連続した水害には、地球がおかしくなったのでは?という懸念を抱かざるを得ません。

今号では過日開講した京都大学防災研究所の中北教授のご講演「地球温暖化NOW!」のご講演要旨を掲載しました。その他、大津市センターの事業の報告や予定を掲載しています。

ぜひ、ご覧ください。

車の走行によるCO₂の排出量を削減するために世界の各国でさまざまな取り組みが進められています。いわゆるエコカーの普及は大きなテーマであり、たゆまぬ技術革新が行われています。車社会の将来を見据えて話題にのぼるのがCASEです。

Cはコネクテッド化で、車が外のものと「つながり」を持つ時代が来るということです。そこにはIoT、通信の高速・大容量化などの技術進歩の背景があります。Aは自動運転です。これにはAI(人工知能)の進歩が不可欠です。Sはシェアリング、サービス化です。日本では法規制や日本人の気質のこともあり車の共同利用にはかなり高い壁がありそうです。そして最後のEはEV化で、充電スポットの充実や電池のコスト低下などの課題があります。

世界的な潮流に対して、日本の車社会は後れをとらず改革していけるでしょうか。温暖化防止にもつながる注目すべき課題といえます。

経産省からみたCASEとMaaS…経済産業省製造産業局自動車課課長補佐眞柳秀人氏 https://response.jp/article/2019/06/14/323443.html