大津市地球温暖化防止活動推進センターについて

平成28年4月1日から、大津市の指定を受け、特定非営利活動法人おおつ環境フォーラムが「大津市地球温暖化防止活動推進センター」の運営にあたります。

このセンターは、地球温暖化対策の推進に関する法律によって定められたセンターで、都道府県知事や政令指定都市・中核市等の市長により指定されます。大津市のセンター指定は、全国の市レベルでは9番目で、まだまだ数の少ないセンターの仲間入りをしました。

市民・市民活動団体、事業者(企業)、公共施設(行政)と協働して、大津市の環境を守り市民が暮らしやすい「環境のまち大津」づくりに励みます。

センターの主な業務は、地球温暖化防止に関する「啓発・広報活動」「活動支援」「照会・相談活動」「調査・研究活動」「情報提供活動」などです。

今回の交流会は、大津市と大津商工会議所の共催で、大津市の委託により大津市センターが実施しました。

まず主催者を代表して大津市環境政策課の須佐美課長、大津商工会議所の内田事務局長のご挨拶の後、滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの内藤正明センター長による基調講演を聴きました。今日の私たちの豊かな生活は経済成長の成果として得られたものの、その対価として多くの面で環境に好ましくない影響を与え、温暖化防止や生態系保護などの難しい課題に直面しています。

持続可能な地球を守っていくにはどうすればよいか。現在に生きる私たちに突き付けられた避けることのできないテーマです。

4つに分かれたグループディスカッションでは、各グループとも市民・事業者・環境団体・学生・行政の参加者が熱心に意見を交換し、ポストイットに書かれた意見をまとめ、各リーダーからの報告があって、貴重な「体験と学び」の場となりました。

環境情報合同交流会を実施しました!

11月18日()、ピアザ淡海2階の207号室において「びわ湖を守り、地球環境を守る」をメインテーマに交流会を開催し、滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの内藤正明センター長の基調講演「琵琶湖から地球まで~すべてがつながる環境問題~」を聴いた後、4つのテーマ「びわ湖を守る」「食品ロスの減少」「気候変動の影響への適応」「環境と経済の両立」に分かれて、グループディスカッションを行ないました。

各グループとも10~15名のメンバーが活発な意見交換を行ない有意義な交流会となりました。詳しい内容は追って報告します。

毎年12月は「地球温暖化防止月間」と定められ、全国をあげて温暖化防止の取組みを推進しています。

近年は大気中の二酸化炭素の濃度や世界の平均気温が上昇を続けており、各方面の多くの努力にかかわらず、十分な成果をあげるに至っていません。しかしながら、このまま温暖化が進めば地球環境に甚大な影響を及ぼすことを考えると猶予は許されません。

大津市センターとしても機会を設けて市民の皆様に情報を伝え、講座などの開催を通じて、温暖化防止の重要性を訴えています。

地球温暖化防止月間に全国の地域センターで実施される事業の一覧を掲載します。

12月の地球温暖化防止月間にあたっての行事一覧(地域の地球温暖化防止活動推進センター分)

11月15日号の「広報おおつ」2頁目に、STOP地球温暖化~地球にも、おさいふにもやさしい、LED照明のすすめ~が掲載されています。シリーズ記事の第2回です。

LED照明が環境にやさしく、家計にもやさしい優れものであることを解説しています。是非お読みください。

次回は12月15日号に掲載予定です。

7月21日をエコライフデーと定め、南郷学区・中央学区にお住いの市民の皆さんをはじめ、小学校4年生の児童や一部企業の社員の皆さんにもご参加いただいて 実施した結果のご報告です。

エコライフデーにチャレンジしていただいた世帯・人数は1,149世帯、2,970人で、全体のCO²排出削減量は4,596kgになりました。小学生の皆さんには小学生版(チェック項目15)にチャレンジしていただきました。

報告書の詳しい内容は下記をご覧ください。

エコライフデー2017結果報告

今号では、自然の恵みをふんだんに取り入れた「こんなエコハウスに住んでいます」を事例として紹介しました。

夏場も扇風機だけでクーラーはない!お日様の熱を利用する太陽熱温水器、洗濯やトイレは雨水タンクで、暮らしの工夫が溢れています。CO²の排出を減らす知恵が一杯。

今号の環境取組団体訪問は、公益財団法人大津市公園緑地協会様をお訪ねしました。

地球温暖化防止に関する記事を連続で掲載します。最初は10月15日号です。

STOP地球温暖化~このままでは地球が危ない~を5ページに掲載しました。是非お読みください。

次回は11月15日号で、計5回の掲載を予定しています。

10月15日()10時~15時、明日都浜大津を会場とするおおつ健康フェスティバル2017において、「健康によく、環境にやさしく、暮らす!」のコーナーで、エコライフ健康度チェックを実施します。

これは、簡単なアンケートに答えていただき、ご家庭のエコライフ度(省エネ等)について改善策をご提案する診断を行なうものです。おひとり10分程度です。是非、コーナーへお立ち寄りください。

「おおつ健康フェスティバル2017」に「食育」「エコライフ健康度 チェック」(家庭の省エネ診断)で出展します。

11月18日()11時30分~16時30分、ピアザ淡海(大津市におの浜1-1-2)2階207会議室において「びわ湖を守り、地球環境を守る」をテーマに、大津市と大津商工会議所共催で開催します。

この交流会は従来実施してきた形を変えて、新しい構想の基に、市民・企業・環境団体・大学・行政が集まり、環境について情報交換を行なうために開催します。

主な内容は、

  • ①活動紹介のパネル展示
  • ②基調講演「琵琶湖から地球まで=すべてがつながる環境問題=」(講師:内藤正明滋賀県琵琶湖環境科学研究センター長)
  • ③テーマディスカッション(びわ湖を守る、食品ロスの減少、気候変動の影響への適応、環境と経済の両立の4つのテーマに分かれて意見交換)

から構成しています。

定員は60名(先着順)、参加費は無料です。

詳しくは添付のチラシをご覧ください。参加申込は、FAX(チラシをダウンロードして)または電話、Eメール(「交流会参加希望」、氏名(ふりがな)、住所、電話番号、FAX、Eメールアドレス(あれば)を書いて)で、大津市地球温暖化防止活動推進センター
TEL: 526-7545 FAX: 526-7581 E-mail: info@otsu.ondanka.net)へ

その際、テーマディスカッションについては4つのテーマのうち、いずれのテーマに参加されるか、ご希望を第一、第二、の2つを選んでお知らせください。

地域における再生可能エネルギー(太陽光や風力等)の拡張が注目される中、全国の自治体や企業が住民や自治体の出資する電力会社の設立を支援する動きが出ています。

この度、全国の21の自治体と17の企業などが「日本シュタットベルケネットワーク」を立ち上げました。

「シュタットベルケ」とはドイツで自治体や住民が出資する地域に根ざした再生可能エネルギーの電力会社で、国内の電力量の半分を供給しているといわれています。

日本でもこうした動きが起こり、自治体が地域の電力会社の設立を支援していこうとしています。国内では現在、30以上の自治体で電力会社が設立されているようです。