大津市地球温暖化防止活動推進センターについて

平成28年4月1日から、大津市の指定を受け、特定非営利活動法人おおつ環境フォーラムが「大津市地球温暖化防止活動推進センター」の運営にあたります。

このセンターは、地球温暖化対策の推進に関する法律によって定められたセンターで、都道府県知事や政令指定都市・中核市等の市長により指定されます。大津市のセンター指定は、全国の市レベルでは9番目で、まだまだ数の少ないセンターの仲間入りをしました。

市民・市民活動団体、事業者(企業)、公共施設(行政)と協働して、大津市の環境を守り市民が暮らしやすい「環境のまち大津」づくりに励みます。

センターの主な業務は、地球温暖化防止に関する「啓発・広報活動」「活動支援」「照会・相談活動」「調査・研究活動」「情報提供活動」などです。

~省エネ機器の貸出し、省エネ相談を受付けています~

市内在住の人を対象に、電気製品ごとの使用電力や電気料金、二酸化炭素排出量がわかる「エコワット」や「ワットモニター」を随時貸し出しています。また家庭でできる省エネに役立つ相談も随時受付けています。費用はともに無料です。

お申し込みは、電話またはFAX、Eメール(「省エネ機器貸出希望」または「省エネ相談希望」参加希望、住所、氏名(ふりがな)、電話番号またはメールアドレスを書いて)で、大津市地球温暖化防止活動推進センター
TEL: 526-7545  FAX: 526-7581  E-mail: info@otsu.ondanka.net

大津市では毎年、学区自治会や小学校と協力して「エコライフデー」を実施しています。今年は7月21日を「チャレンジ日」とします。

エコライフデーは、この日一日、ふだんの生活に比べて、よりエコに配慮した暮らしをして省エネに心掛け、CO2の排出削減に寄与する取り組みです。7月21日以外の日に取り組んでいただくこともできますし、Web(大津市地球温暖化防止活動推進センターのホームページ)からも挑戦できます。

詳しいことは、下記までお問い合わせください。
大津市地球温暖化防止活動推進センター
TEL: 526-7545  FAX: 526-7581  E-mail: info@otsu.ondanka.net

「びわ湖の日」は、滋賀県が琵琶湖の環境改善を目的とした条例を記念して昭和56年に設けた日です。毎年この時期に、市民県民をはじめ多くの人が琵琶湖の湖岸の清掃活動に参加します。

琵琶湖では高度経済成長期に工場や家庭からの排水などで急激に汚染が進み、異臭や赤潮が発生して社会問題となりました。県の調査で、生態系に影響を及ぼすリンを含む合成洗剤の使用が赤潮発生の一因であることが分かり、リンを含む合成洗剤を使わない「石けん運動」を開始し、全国に広げました。

そして昭和55年7月1日、リンを含む合成洗剤の使用を禁止し、琵琶湖の環境改善を目的とした「琵琶湖条例」が施行され、施行後1年して、56年7月1日に「びわ湖の日」が定められました。これを契機として、毎年10万人を超える人たちが清掃活動に参加しているということです。

1972年(45年前)6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたもので、6月5日は「世界環境デー」(日本では環境の日)、さらに日本では、1991年から6月1か月間を「環境月間」と定めて、国民や事業者が広く環境の保全について関心と理解を深めるとともに、積極的に環境保全活動を行う意欲を高めるよう推奨しています。

昨年からはCOOL CHOICE(賢い選択)を国民運動として展開しています。

大津市も当センターも共にこの運動に賛同しています。賛同者は、このHPのトップページからCOOL CHOICEに賛同する意志表示ができますのでまだの方は、すすんで試みてください。

 

「おおつエコフェスタ」は、地球温暖化防止とクールシェアを目指して、ステージイベントや工作などの体験ブース、地産地消のエコグルメブースを通して、親子で楽しく学べる環境イベントです。この「おおつエコフェスタ」にブースを出展していただける環境活動に取り組んでいる団体や企業、大学などを募集しています。

お申し込みは、5月26日(金)17時までに所定の申込書で大津市地球温暖化防止活動推進センターまでお願いします。

出展者募集要項  出展申込書

  • ★開催日時:7月30日()10:30~15:00
  • ★場所:ピアザ淡海
  • ★募集するブース内容:環境学習・体験ブース、エコグルメブース
  • ★募集ブース数:25ブース(申込多数のときは抽選)
  • ★出展料:無料
  • *申込書や募集の詳細は、同センターHP(https://otsu.ondanka.net/)から。
    TEL:526-7545  FAX:526-7581  E-mail:info@otsu.ondanka.net

4月10日に「センター通信」第4号を発行しました。今号では、大津市センターの29年度の主な取り組みの説明、および28年度に実施した家庭や事業者向けの省エネ診断を担当したスタッフの皆さんの担当者座談会を掲載しています。また、企業訪問は株式会社濱中製作所さん訪問記です。

いずれも省エネを推進し温暖化防止に役立てようという意欲が感じられる内容になっています。是非お読みください。

センター通信04(外面)

センター通信04(中面)

全国の地球温暖化防止活動を推進する団体等に関する情報提供のための総覧が公開されました。

次のアドレスから公開情報を共有できます。http://jccca.org/souran/

「気候変動適応情報プラットフォーム」は多様な主体が適応に取り組む上での活動基盤となるものです。気候リスク関連情報等(気候観測データ、気候変動予測、気候変動影響予測など)の収集と体系的な整理・提供や適応行動支援ツールの開発・運用が行われています。

環境省「気候変動適応情報プラットフォーム」Webサイト
http://www.adaptation-platform.nies.go.jp/

第3号では、滋賀県地球温暖化防止活動推進センターの力石伸夫センター長と大津市センターの竺文彦センター長の対談を掲載しています。滋賀県センターと大津市センターそれぞれの役割や取り組み事業の紹介の他、両センターの今後の連携・協力について話し合っていただきました。

企業訪問は有限会社豆藤さん。そして冬号らしく「省エネの工夫で冬を楽しく」を載せています。是非ご一読をお勧めします。

センター通信03(外面)

センター通信03(中面)

今年4月に大津市にある琵琶湖環境科学研究センター内に国立環境研究所の琵琶湖分室が設置されることとなりました。これは国の機関を地方に移転させる取り組みの一環として行われるものです。そして、琵琶湖の環境保全や水草の適正な管理などについての研究を企業や大学とも共同して実施することによって、地域の環境保全に寄与することを目指しています。

地球温暖化は琵琶湖の生態系とも関わりがあるので、大津市センターとしてもこの取り組みに深い関心を寄せています。