大津市地球温暖化防止活動推進センターについて

平成28年4月1日から、大津市の指定を受け、特定非営利活動法人おおつ環境フォーラムが「大津市地球温暖化防止活動推進センター」の運営にあたります。

このセンターは、地球温暖化対策の推進に関する法律によって定められたセンターで、都道府県知事や政令指定都市・中核市等の市長により指定されます。大津市のセンター指定は、全国の市レベルでは9番目で、まだまだ数の少ないセンターの仲間入りをしました。

市民・市民活動団体、事業者(企業)、公共施設(行政)と協働して、大津市の環境を守り市民が暮らしやすい「環境のまち大津」づくりに励みます。

センターの主な業務は、地球温暖化防止に関する「啓発・広報活動」「活動支援」「照会・相談活動」「調査・研究活動」「情報提供活動」などです。

「滋賀の環境2019(令和元年版環境白書)」は、滋賀県環境基本条例第9条に基づく年次報告書であり、琵琶湖の水質や気候変動など滋賀の環境の現況および滋賀県が環境保全に関して取り組んだ施策について取りまとめられたものです。

また、平成31年3月に策定された「第五次滋賀県環境総合計画(計画期間:平成31年度~令和12年度)における滋賀県が目指すべき将来像や基本目標などが示されています。

 

滋賀の環境2019(令和元年版環境白書)|滋賀県ホームページ
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kankyoshizen/kankyou/310448.html

大津市において、令和2年度策定予定の「大津市環境基本計画(第3次)」の基礎資料とするため、市民・事業者を対象に環境問題に関するアンケート調査が実施されました。

その結果が公表されています。自然とのふれあいやごみ処理などの項目はおおむね高く評価されていますが、地球温暖化防止に関する取り組みはまだ不足のようです。

詳しくは

環境問題に関する市民・事業者意識調査の結果/大津市 https://www.city.otsu.lg.jp/soshiki/030/1121/g/kankyo/31208.html

をご覧ください。

この白書は毎年発行されているもので、本書は2018(平成30)年度における大津市の環境の状況や環境の保全・創造に関する施策などがまとめられています。

自然環境の保全、温暖化防止対策の推進、廃棄物の処理など多岐にわたる取り組みが掲載されています。これからの大津市の環境問題を考える基礎になる資料ですので、ご関心のある皆様のご一読をお勧めします。

大津市地球温暖化防止活動推進センターに幾冊かありますのでご覧ください。

センター通信春号(第15号)を発行しました。今号では、2月1日に開催した「大津市環境基本計画(第3次)」策定に向けての意見交換会の内容を特集しました。

現在の基本計画は2020年度で終了します。次の10年間の計画を策定するにあたり、大津市では市民や事業者からの提案を募り検討することになっています。2月1日の意見交換会はその試みの最初の会合でした。

大津市の環境の「いま」と「これから」と題する大津市環境政策課の講演、計画に掲げる5つの基本目標についてのグループ討議の要約を掲載しています。お読みいただいてご意見などあればお知らせください。

センター通信№15

大津市が募集して集めたSDGs「世界を変えるための17の目標」取組事例inおおつに大津市地球温暖化防止活動推進センターが昨年10~12月に実施した宅配「1回で受け取ろう!」キャンペーンが掲載されました。余計なCO₂の排出を抑制するために宅配が再配達にならないよう「1回で受け取る」ことを進めるキャンペーンです。

また、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために宅配便各社も荷物の受取人に協力を求めています。この機会に、温暖化防止の点からも荷物の受け取りについて考えてみましょう。

SDGs「世界を変えるための17の目標」取組事例inおおつ

『エコライフデー』とは、「地球温暖化防止のためにまずは1日、皆で環境に優しい生活を行おう」をスローガンに、具体的なエコ行動の25項目について、市内の地域で一斉に取り組む事業です。

「エコライフデー冬2019」は、環境省平成31年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金対象事業として実施しました。

この冬 は、滋賀学区のみなさま、1,180人、571世帯にご参加、ご協力いただきました。削減できた二酸化炭素排出量は、2,901㎏!

詳しくは、下記の結果報告書からご覧いただけます。

 『エコライフデー』とは、「地球温暖化防止のためにまずは1日、皆で環境に優しい生活を行おう」をスローガンに、具体的なエコ行動の25項目について、市内の地域で一斉に取り組む事業です。「エコライフデー冬2019」は、環境省平成31年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金対象事業として実施しました。この冬 は、滋賀学区のみなさま、1,180人、571世帯にご参加、ご協力いただきました。削減できた二酸化炭素排出量は、2,901㎏!詳しくは、下記の結果報告書からご覧いただけます。

2月15日に開催した意見交換会において発表された自治会アンケートについて、アンケートに参加した6自治会等全体のまとめ(主な項目)です。

あなたはどう回答しますか。試みてください。

全自治会まとめの報告

2月15日()明日都浜大津ふれあいプラザ4階視聴覚室において意見交換会(アンケート報告・ワークショップ)「地域で地球温暖化にどう取り組むか!」を開催しました。

このワークショップは環境省の2019年度二酸化炭素排出抑制対策補助事業の一環として実施したもので、昨年秋に自治会等で行なった「家庭における省エネ・創エネに関するアンケート」および「ごみ減量(生ごみ・プラスチックごみ)に関するアンケート」の集計結果(両アンケート合計で1,406世帯から回答を得た)を分析して地域の実態を把握し、温暖化防止のために何ができるか、取り組みを考えるために開催したものです。

第1部では、大津市センターからこの事業の趣旨の説明をした後、アンケートを実施した自治会の中から3名が、地域で何が課題か、どのような取り組みを考えるかについて報告をしました。

続いて第2部では30名の参加者が3つのグループに分かれて、今後の取り組みについて意見を交換しました。3つのグループとは

  • ①ごみ(生ごみ・プラスチックごみ)を減らし資源として活用、
  • ②家庭で電気を「創り・蓄え・賢く使う」、
  • ③未来をひらくエネルギー・水素を活用する、

で各グループでは活発な意見が交換されました。

アンケートと意見交換会で把握できた情報を基に、各自治会では今後、自主・自走的な活動への取り組みにつなげていくことになります。


「センター通信」冬号を発行しました。今号では「プラスチックごみを減らそう」を特集しました。プラごみの処分について、国際会議でも議論があります。生活に便利な素材ですが、リサイクルをしっかりしなければ環境汚染につながります。大津市の分別やリサイクルの状況について理解を深めていただけるよう、ぜひ、ご覧ください。

その他、大津市センターの事業の報告や予定を掲載しています。

当センターでは2019年度環境省補助金事業のひとつとして、地域でCO₂の排出量を減らし温暖化防止に寄与するために、自治会を通じて「ごみ減量アンケート」を実施し、781世帯からご回答をいただきました。

その結果をご報告します。

ごみ減量アンケート報告