パリ協定の実現に貢献する「世界気候エネルギー首長誓約」は、持続可能なエネルギーの推進、温室効果ガスの大幅削減、気候変動の影響への適応に取り組み、持続可能でレジリエント(強靭)な地域づくりを目指すもので、自治体の首長が、その旨を誓約し行動計画を策定して具体的な取り組みを積極的に進めていく国際的な仕組みで、この傘下の地域首長誓約日本組織として、「世界首長誓約/日本」がつくられています。
現在日本では21の自治体が参加しており大津市長も昨年8月に誓約されました。この度、日本組織の運営委員長に門川京都市長が選出され、再生可能エネルギーの普及拡大など地域経済の振興を図っていくために先進的な役割を果たしていくことが確認されたようです。
世界首長誓約/日本へようこそ | 世界首長誓約/日本-Covenant of Mayors JAPAN
https://covenantofmayors-japan.jp/
誓約自治体の一覧 | 世界首長誓約/日本-Covenant of Mayors JAPAN
https://covenantofmayors-japan.jp/about/signature-municipality-list
市長定例記者会見(平成30年8月2日開催)/大津市
https://www.city.otsu.lg.jp/shisei/mayor/teireikisyakaiken/h30nen/19852.html
「世界首長誓約/日本」に署名、誓約しましたという資料をお配りしています。これは、Covenant of Mayorsということで、主に環境問題について世界で取り組むということで、日本では大津市が一番に8月1日に署名をしました。
内容については、説明のパンフレットが付いています。これまでもこのような首長誓約というのはEUを中心に進められてきまして、EUなどで7,500自治体、さらにそれとは別にCovenant of Mayorsというのが630自治体ぐらい全世界でありました。それを合わせると8,000自治体ぐらいのところが世界では入っていたのですが、日本ではどこも自治体も入っていませんでした。日本では、別の世界団体があって、東京都や横浜が活動をされていますが、新たに2つのこのような世界首長誓約というのが一緒になって、今回、Covenant of Mayorsというのになりました。こちらは大津市が最初であるということで、これまでの取り組みの積み重ねがありますので、そのようなものをもとに、これからも持続可能なエネルギーの推進に、温暖化対策に取り組んでいきたいと思っています。