琵琶湖にも温暖化の影響が!? 琵琶湖の全層循環(深呼吸)は2年連続で確認できず

2020/04/07

滋賀県は、4月1日に、琵琶湖北湖で例年冬に見られる全層循環、いわゆる琵琶湖の深呼吸が、2年連続で確認できなかったと発表しました。

同日の記者会見において、三日月滋賀県知事は、「琵琶湖の全層循環は、2年連続で確認できていないという状況にあり大変心配している。気候変動の影響が琵琶湖においても顕在化しているのではないかと思われる」とし、「琵琶湖の豊かな恵みを後世に伝えるためにも、温暖化対策は待ったなしの状況だ」と述べられた。

そのうえで、4月に宣言された「“しがCO₂ネットゼロ”ムーブメント」の取り組みを県民、事業者、行政が一体となって進めていきたいと、あらためて地球温暖化対策の必要性を強調された。

 

琵琶湖北湖第一湖盆における底層溶存酸素量(底層DO)の回復状況についてhttps://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/5170373.pdf

知事会見(令和2年度前半)|滋賀県ホームページ
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/chizi/kaiken/311108.html