小泉環境大臣「環境省一丸となって、2050年までの脱炭素社会を実現する」

2020/11/02

小泉環境大臣は、10月27日(火)の記者会見で、昨日の菅総理の所信表明演説において、「グリーン社会の実現」が政権の中心課題の一つに位置付けられたことを踏まえ、「改めて菅総理の力強いリーダーシップに心から感謝をするとともに、今後、環境省一丸となって、この2050年までの脱炭素社会を実現する、これに向けて責任、役割を果たしていきたいと思う。」とし、「各省庁と縦割りを超えた取組で『環境の成長産業化』を進めたいと思う」と発言された。

また、質疑の中で、「いままで80%削減という目標を100%削減、つまりゼロ宣言ということは、これまでの考え方と目標では、それが実現できないことは明らかだと思う」と述べられ、地球温暖化対策推進法に基づく自治体の計画制度の拡充など、来年の通常国会を視野に法改正に向けて、検討を急いでいきたいと述べられた。