琵琶湖北湖の一部水域が低酸素状態に

2021/09/14

滋賀県は9月7日、8月30日の水質調査において、琵琶湖北湖の第一湖盆(水深約90m)の1地点で、今年初めて底層溶存酸素量(以下「底層DO」という。)が底生生物への影響が見られる目安である2mg/Lを下回ったと発表しました。

琵琶湖では、今年の2月に3年ぶりに全層循環が確認されたが、5月頃から底層DOが徐々に減少し始め、8月30日時点で底生生物への影響が見られる目安である2mg/Lを下回ったとのことです。なお、現時点で水質や底生生物への影響は確認されていないとのことです。

県では、今後はこれまでの月2回の調査から月4回に頻度を上げて調査を実施するとし、また、水産試験場等の関係機関とも連携し、しっかりと監視していくとしています。

 

(参考)で滋賀県報道発表資料「琵琶湖北湖90m湖盆の底層溶存酸素等の現状について」
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/320985.html