令和6年6月17日(月)、東近江環境事務所の職員が近江八幡市安土町常楽寺および下豊浦付近の西の湖の2定点において、今年初めてのアオコの発生を確認しました。県琵琶湖環境科学研究センターがプランクトンを同定・計数したところ、その結果は下記のとおりでした。
発生場所 | 確認日時 | 規模 | レベル | 水温 (℃) | 構成プランクトン (群体数/ml) |
---|---|---|---|---|---|
山本川河口(西) (近江八幡市安土町常楽寺) | 6月17日 9時54分 | 30m×5m | 4 | 27.3 | ミクロキスティス属 14,000 アナベナ属 2,800 アファニゾメノン属 40 オシラトリア属 81 |
艇庫前 (近江八幡市安土町下富浦) | 6月17日 10時40分 | 80m×5m | 4 | 27.3 | ミクロキスティス属 14,000 アナベナ属 2,000 アファニゾメノン属 0 オシラトリア属 0 |
〈参考〉
レベル4:水表面を膜状にうっすらとアオコが覆う。
レベル5:水表面に厚くマット状にアオコが覆う。
レベル6:アオコが腐敗し、浮き滓状になって湖面を覆い、腐敗臭を発する。
アオコは、昭和58年(1983年)に琵琶湖で初めて発生が確認されて以来、昭和59年(1984年)および平成26年(2014年)を除いて毎年発生が確認されています。
なお、滋賀県では、今後の西の湖周辺でのアオコの発生状況は、県HP「今日の琵琶湖」において情報提供していく予定とのことです。
詳しくは、次のURLをご覧ください。
西の湖でのアオコの発生について(第1号)(滋賀県報道発表資料)
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/332684.html