令和6年8月19日(月)、滋賀県琵琶湖保全再生課が草津市北山田漁港および大津市雄琴港北側で、今年初めてのアオコの発生を確認しました。県琵琶湖環境科学研究センターがプランクトンを同定・計数したところ、その結果は以下のとおりでした。
アオコの発生状況
発生場所 | 確認日時 | 規模 | レベル | 水温(℃) | 構成プランクトン(群体数/ml) |
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北山田漁港 (草津市北山田町) |
令和6年8月19日 | 20m×10m | 4 | 30.6 | ミクロキスティス属(880)、アナベナ属(290,000) |
雄琴港北側 (大津市雄琴地先) |
令和6年8月19日 | 10m×5m | 4 | 32.5 | ミクロキスティス属(1,500)、アナベナ属(98,000)、アファニゾメノン属(40) |
(参考)
- レベル4:水表面を膜状にうっすらとアオコが覆う。
- レベル5:水表面に厚くマット状にアオコが覆う。
- レベル6:アオコが腐敗し、浮き滓状になって湖面に覆い、腐敗臭を発する。
アオコは、昭和58年(1983年)に琵琶湖で初めて発生が確認されて以来、昭和59年(1984年)および平成26年(2014年)を除いて毎年発生が確認されております。
滋賀県では、今後のアオコ発生状況は原則として、県HP「琵琶湖の水質(速報)について」において情報提供していく予定とのことです。
詳しくは、次のURLをご覧ください。
琵琶湖でのアオコの発生について(第1号)(滋賀県報道発表資料)
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/338951.html