令和7年7月22日(火)、近江八幡市環境政策課の職員が近江八幡市浅小井町および白王町付近の西の湖の2定点において、今年初めてのアオコの発生を確認しました。県琵琶湖環境科学研究センターがプランクトンを同定・計数したところ、その結果は下記のとおりでした。
アオコの発生状況
発生場所 | 確認日時 | 規模 | レベル | 水温 (℃) |
構成プランクトン (群体数/ml) |
---|---|---|---|---|---|
ポケットパーク横 (近江八幡市浅小井町) |
7月22日 10時38分 |
10m×2m | 4 | 29.0 | ミクロキスティス属 670 / アナベナ属 14,000 / アファニゾメノン属 0 / オシラトリア属 4,400 |
トムソーヤ横 (近江八幡市白王町) |
7月22日 9時33分 |
20m×3m | 4 | 30.5 | ミクロキスティス属 13,000 / アナベナ属 250,000 / アファニゾメノン属 10 / オシラトリア属 280 |
〈参考〉
レベル4:水表面を膜状にうっすらとアオコが覆う。
レベル5:水表面に厚くマット状にアオコが覆う。
レベル6:アオコが腐敗し、浮き滓状になって湖面を覆い、腐敗臭を発する。
アオコは、昭和58年(1983年)に琵琶湖で初めて発生が確認されて以来、昭和59年(1984年)および平成26年(2014年)を除いて毎年発生が確認されています。
なお、今後の西の湖周辺でのアオコの発生状況は、県HP「琵琶湖の水質(速報)について」において情報提供していく予定とのことです。
詳しくは、次のURLをご覧ください。
西の湖でのアオコの発生について(第1号)(滋賀県報道発表資料)
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/332684.html