2025年5月24日(土)、おおつ市民環境塾2025講座2「未来のために知っておきたい海とプラスチックの話」を実施しました。
講師は、同志社大学経済学部准教授の原田禎夫氏です。 まずは、プラスチックごみの海等での汚染状況と環境上での問題について説明がありました。
例えば、大阪湾ではプラスチックごみによって海底がヘドロ化し漁獲量が減少していますし、北海道の毛ガニからもプラスチックが出てきているとのことでした。
さらには人体に影響が及ぶ危険性についても説明がありました。 実は、日本近海でのプラスチックごみの量は世界の海の平均の27倍(!)もあるのです。
世界各国の中でも、日本は ・プラスチックごみを規制することについての意識が低いこと ・プラスチック包装が多いこと が見られる現状です。
そして、プラスチックごみ削減の意識や仕組み作りでも、日本は多くの課題があるという指摘がされました。
今後、プラスチックごみを減らす方策について、亀岡市を例に挙げられ、市民、行政、NPOなどが共に取り組んで、レジ袋禁止やウォーターステーションの設置、川での監視カメラなど、仕組み作りや粘り強い活動についての説明があり、とても勉強になりました。
とはいえ、地方自治体独自での努力では限界があることも事実であり、国が製造者責任を明確にすることや、焼却処分に偏ったプラスチックごみの処理方法を見直すことについても言及がありました。
2025年5月24日(土)、おおつ市民環境塾2025講座2「未来のために知っておきたい海とプラスチックの話」を実施しました。 講師は、同志社大学経済学部准教授の原田禎夫氏です。 まずは、プラスチックごみの海等での汚染状況と環境上での問題について説明がありました。 例えば、大阪湾ではプラスチックごみによって海底がヘドロ化し漁獲量が減少していますし、北海道の毛ガニからもプラスチックが出てきているとのことでした。 さらには人体に影響が及ぶ危険性についても説明がありました。 実は、日本近海でのプラスチックごみの量は世界の海の平均の27倍(!)もあるのです。 世界各国の中でも、日本は ・プラスチックごみを規制することについての意識が低いこと ・プラスチック包装が多いこと が見られる現状です。 そして、プラスチックごみ削減の意識や仕組み作りでも、日本は多くの課題があるという指摘がされました。 今後、プラスチックごみを減らす方策について、亀岡市を例に挙げられ、市民、行政、NPOなどが共に取り組んで、レジ袋禁止やウォーターステーションの設置、川での監視カメラなど、仕組み作りや粘り強い活動についての説明があり、とても勉強になりました。 とはいえ、地方自治体独自での努力では限界があることも事実であり、国が製造者責任を明確にすることや、焼却処分に偏ったプラスチックごみの処理方法を見直すことについても言及がありました。