更新情報

ビオトープにはたくさんの生きものがすんでいます。どろんこになってオタマジャクシなどの生きものをつかまえてみませんか。

  • 日時:6月5日()10時~12時(荒天時は6月6日()に延期)
  • 場所:春日山公園ビオトープ(最寄り駅はJR堅田)
  • 内容:どろんこ遊び、生きものつかみ
  • 対象:市内在住の4歳児~小学生の子どもとその保護者
  • 定員:10組約20人(申込多数のときは抽選)
  • 参加費:無料

申込みは、5月27日(木)までに電話またはFAX、E-mail(「オタマジャクシ」参加希望、郵便番号、住所、参加者全員の氏名(ふりがな)、年齢(学年)、電話番号を書いて)で大津市地球温暖化防止活動推進センター

TEL: 077-526-7545  FAX: 077-526-7581  E-mail: info@otsu.ondanka.net

令和3年4月22日、菅総理は、総理大臣官邸で第45回地球温暖化対策推進本部を開催し、「2030年度に、温室効果ガスを2013年度から46%削減することを目指す」と表明されました。

この会議においては、2030年に向けた我が国の気候変動対策について議論が行われ、菅総理は、「集中豪雨、森林火災、大雪など、世界各地で異常気象が発生する中、脱炭素化は待ったなしの課題です。同時に、気候変動への対応は、我が国経済を力強く成長させる原動力になります。こうした思いで、私は2050年カーボンニュートラルを宣言し、成長戦略の柱として、取組を進めてきました。」と述べられ、そのうえで、「地球規模の課題の解決に向け、我が国は大きく踏み出します。2050年目標と整合的で、野心的な目標として、2030年度に、温室効果ガスを2013年度から46%削減することを目指します。さらに、50%の高みに向けて、挑戦を続けてまいります。この後、気候サミットにおいて、国際社会へも表明いたします。

46%削減は、これまでの目標を7割以上引き上げるものであり、決して容易なものではありません。しかしながら、世界のものづくりを支える国として、次の成長戦略にふさわしい、トップレベルの野心的な目標を掲げることで、世界の議論をリードしていきたいと思います。」と述べられた。

また、記者からの「目標達成のための原発再稼働について」質問されたのに対して、「何と言っても、省エネ、再エネを中心に、大胆に対策を行っていきたいと思っています。まずは再エネを優先して行っていきたいと思います。」と答え、さらに、「再生可能エネルギーのうち特に力を入れたい分野について」質問に対しては、「まずは、海上風力というのは、そうなると考えています。さらに、太陽光も含めて、あるいはまた、全ての住宅について、徹底した再エネを考えています。」と述べられました。

環境省は4月12日、2019年度の温室効果ガスの総排出量は12億1,200万トン(二酸化炭素(CO₂)換算)で、前年度比2.9%減(2013年度比14.0%減、2005年度比12.3%減)で、2014年度以降6年連続で減少との確報値を発表した。

 

前年度と比べて排出量が減少した要因としては、エネルギー消費量の減少(製造業における生産量減少等)や、電力の低炭素化(再エネ拡大)に伴う電力由来のCO₂排出量の減少等が挙げられている。

2013年度と比べて排出量が減少した要因としては、エネルギー消費量の減少(省エネ等)や、電力の低炭素化(再エネ拡大、原発再稼働)に伴う電力由来のCO2排出量の減少等が挙げられ、2005年度と比べて排出量が減少した要因としては、エネルギー消費量の減少(省エネ等)等が挙げられるとしている。

また、総排出量の減少に対して、冷媒におけるオゾン層破壊物質からの代替に伴う、ハイドロフルオロカーボン類(HFCs)の排出量は年々増加しているとしている。

また、2019年度の家庭部門のCO₂排出量は1億5,900万トンであり、前年度と比べて690万トン(4.2%)減少し、2013年度と比べて それぞれ4,840万トン(23.3%)減少、2005年度と比べて 1,130万トン(6.6%)減少となっており、 前年度からの排出量の減少は、電力のCO₂排出原単位の改善により電力消費に伴う排出量が減少したことや、暖冬だった前年度以上に全国的に冬の気温が高かったこと等によりエネルギー消費量が減少したこと等によるとされている。

今回の確報値の公表に関して、小泉環境大臣は、「2014年度以降6年連続で減少、これは削減目標の基準年から14%の減少に相当する。排出量を算定している1990年度以降過去30年間で最も少ない排出量であり、2年連続で過去最少の排出量を更新した」とされ、「これらは、省エネの進展や再エネの拡大など国民の皆さまの取組が反映されたもので、評価されるべきことと考えている。他方で、今回の結果を楽観視せず、引き続き取組を進めていく必要があり、2050年カーボンニュートラルに向けては、この5年、10年の取組が決定的に重要だと認識している。地球温暖化対策計画の見直しを進めるとともに、自治体、企業、国民などあらゆる主体の取組がますます加速するように今後も全力を尽くしてまいりたい」とコメントされた。

 

(参考)環境省報道発表資料 2019年度(令和元年度)の温室効果ガス排出量(確報値)について
https://www.env.go.jp/press/109480.html

気象庁は3月29日に、日本付近の大気中の二酸化炭素濃度は年々増加を続けており、2020年も陸上、洋上及び上空の観測全てにおいて観測史上最高を更新したと発表しました。

気象庁では、地球温暖化の主要因である大気中の温室効果ガスの観測(二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、代替フロン)を、日本を含む北西太平洋域の陸上、洋上、上空で立体的に行っており、2020年(1月~12月)の二酸化炭素の観測結果を取りまとめたところ、地上観測地点、観測船による北西太平洋域の洋上、航空機による日本の南東上空の濃度はいずれも観測史上最高を更新したとのことです。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う移動制限措置等の影響により、2020年の世界の人為起源の二酸化炭素排出量は、前年に比べ減少したことがグローバル・カーボン・プロジェクト(GCP)で報告されているが、その減少量は大気中の二酸化炭素濃度の自然の年々変動の範囲内であるとし、日本付近における大気中二酸化炭素濃度は引き続き増加しており、今後も監視を継続していくとしている。

 

(参考)報道発表資料
https://www.jma.go.jp/jma/press/2103/29a/2021co2.pdf

気象庁、環境省は3月30日に、生態環境の変化や気候変動の生態系への影響把握、身近な生物の観察を通じた四季の変化や生物への関心を高める活動等、「生物季節観測」の発展的な活用に向けて、気象庁、環境省、国立環境研究所が連携した試行的な調査を開始する発表しました。

気象庁では、季節の遅れ進み、気候の違い・変化を的確に捉えることを目的として、生物季節観測を昭和28年(1953年)から全国で統一した観測方法で開始し、令和2年1月現在、全国の気象台・測候所58地点で植物34種目、動物23種目を対象に、「さくらの開花」や「かえでの紅葉」、「いちょうの黄葉」、開花の初鳴き等を観測していたが、近年は気象台・測候所周辺の生物の生態環境が変化しており、植物季節観測においては適切な場所に標本木を確保することが難しくなってきており、また、動物季節観測においては対象を見つけることが困難となってきているなどの理由で、昨年(2020年)11月10日に、気候の長期変化(地球温暖化等)及び一年を通じた季節変化やその遅れ進みを全国的に把握することに適した代表的な種目・現象を継続し、その他は廃止することとし、生物季節観測は、令和3年1月より、「さくらの開花・満開」や「かえでの紅葉・落葉」など6種目9現象を対象とするとされました。

今回の発表では、今後の調査枠組については、これまでの観測データとの継続性を保った調査(「調査員調査」)と広く一般の方まで参加する調査(「市民参加型調査」)がそれぞれ求められるとして、まず、「市民参加型調査」につながる試行調査を開始するとされました。

さらに、「市民参加型調査」につながる試行調査の進捗も踏まえながら、試行期間中に、国立環境研究所が中心となって、約70年の観測データの継続性の観点を重視した「調査員調査」につながる試行調査も立ち上げる予定とされています。

今後、気象庁、環境省、国立環境研究所では、これら試行調査の結果を踏まえて、効果的な調査枠組の検討を進めていく予定とされており、「生物季節観測」の発展的な広がりが期待されています。

 

(参考)気象庁、環境省同時発表資料
「生物季節観測」の発展的な活用に向けた試行調査の開始について
https://www.jma.go.jp/jma/press/2103/30a/seibutsu_shikouchousa.pdf

令和2年4月11日(日)、出前講座「千野自然観察会~春の山野草をさがそう~」を実施しました。4月4日に予定されていたこの観察会、雨天のため開催が4月11日になったのですが、本当にうららかな春らしい日、お散歩日和になりました。

9:30に千野会館で千野環境保全会のスタッフさんが開催のごあいさつ、その後みんなで観察場所まで歩きました。

観察場所①、棚田の一番上の田んぼで観察を開始しました。「春の野草ビンゴ①」には9種類の野草の写真があります。田んぼに生えている野草のロゼットの横に立てられた番号札の中から、写真の野草を探します。

そして、答え合わせ。元気な発表の声が響きます。8ビンゴを達成した参加者さんがたくさん!田んぼの水たまりに泳いでいるアカガエルのオタマジャクシを観察し、ヒキガエルの話もしました。

観察場所②、下の田んぼに移動して野草や昆虫を観察しました。「春の野草ビンゴ②」にはベニシジミやナナホシテントウもありますよ。見つけられるかな?!

このビンゴも多くの子どもたちが正解!ベニシジミやナナホシテントウも捕まえました。また、オオイヌノフグリやタンポポ、カラスノエンドウなどの花も観察できました。

春の半日、野草ビンゴで楽しみました。また、いろいろな植物や、昆虫を探してみてくださいね。

 令和2年4月11日(日)、出前講座「千野自然観察会~春の山野草をさがそう~」を実施しました。4月4日に予定されていたこの観察会、雨天のため開催が4月11日になったのですが、本当にうららかな春らしい日、お散歩日和になりました。
9:30に千野会館で千野環境保全会のスタッフさんが開催のごあいさつ、その後みんなで観察場所まで歩きました。
観察場所①、棚田の一番上の田んぼで観察を開始しました。「春の野草ビンゴ①」には9種類の野草の写真があります。田んぼに生えている野草のロゼットの横に立てられた番号札の中から、写真の野草を探します。
そして、答え合わせ。元気な発表の声が響きます。8ビンゴを達成した参加者さんがたくさん!田んぼの水たまりに泳いでいるアカガエルのオタマジャクシを観察し、ヒキガエルの話もしました。
観察場所②、下の田んぼに移動して野草や昆虫を観察しました。「春の野草ビンゴ②」にはベニシジミやナナホシテントウもありますよ。見つけられるかな?!
このビンゴも多くの子どもたちが正解!ベニシジミやナナホシテントウも捕まえました。また、オオイヌノフグリやタンポポ、カラスノエンドウなどの花も観察できました。
春の半日、野草ビンゴで楽しみました。また、いろいろな植物や、昆虫を探してみてくださいね。

環境やエネルギーについて楽しみながら、親子で学び考えることができる参加・体験型イベント「おおつエコフェスタ2021」の出展団体を募集します。

昨年度はコロナ禍により中止となりましたが、本年度は下記の要領で開催します。

「おおつエコフェスタ2021」

  • 開催日時:8月1日()10時30分~15時
  • 開催場所:ピアザ淡海 3階 大会議室及び大会議室前ホワイエ
  • 開催内容:①環境やエネルギーについての学習・体験ブース(工作・実験・クイズなど。実費程度の参加費徴収可)
    ②エコグルメブース(地産地消や環境に配慮した飲食物や食品などを提供販売)
    ③パネル展示ブース(環境やエネルギーについてパネル等による展示)
  • 募集定員:20ブース程度(申込多数のときは抽選)
  • 出展料 :無料

出展者募集案内等

お申込み

5月24日(月)17時までに、募集要項等を確認の上、出展申込書を当センターへお申し込みください。
Tel: 077-526-7545  FAX: 077-526-7581  E-mail: info@otsu.ondanka.net

2021年度事業として自然に学び、自然を楽しむ「自然家族事業『里の日』」を開催します。

  • 日時:①5月22日()(予備日5月23日)
    ②10月23日()(予備日10月24日)
    両日とも 10時~12時
  • 場所:大津市大将軍2丁目の畑
  • 内容:①サツマイモの苗の植え付け ②サツマイモの収穫
  • 対象:全日程に参加できる市内在住の4歳児~小学生とその保護者
  • 定員:10家族30人程度(申込多数のときは抽選)
  • 参加費:1家族500円

申込みは、5月10日(月)までに電話またはFAX、E-mailで「里の日」参加希望と書いて、郵便番号、住所、参加者全員の氏名(ふりがな)、年齢(学年)、電話番号を記入のうえ、大津市地球温暖化防止活動推進センターへ

TEL: 077-526-7545  FAX: 077-526-7581  E-mail: info@otsu.ondanka.net

サツマイモの花

昨年の収穫の様子

おおつ市民環境塾2021年度事業の第1回目の講座として、「春の野草観察会」を開催します。

春の春日山公園を散策しながら野草を観察し、身近な自然を楽しみましょう。

  • 日時:5月15日()10時〜12時(予備日5月16日)
  • 集合場所:春日山公園(堅田駅西側、駐車場あり)
  • 対象:一般市民
  • 定員:15人(申込多数のときは抽選)
  • 参加費:無料

申込みは、5月6日(木)までに電話またはFAX、E-mailで「春の野草観察会」参加希望と書いて、郵便番号、住所、参加者全員の氏名(ふりがな)、年齢学年、電話番号を記入のうえ、大津市地球温暖化防止活動推進センターへ

TEL: 077-526-7545  FAX: 077-526-7581  E-mail: info@otsu.ondanka.net

滋賀県では、琵琶湖の保全及び再生に関する法律(平成27年法律第75号)に基づき、平成29年3月に琵琶湖保全再生施策に関する計画を策定し、琵琶湖の保全及び再生に向けて施策を推進してきたところですが、令和2年度末で計画期間が終了することから、今般、県環境審議会および県議会での議論や、国・関係地方公共団体をはじめ住民や関係団体などの幅広い意見交換等を踏まえ、「琵琶湖保全再生施策に関する計画(第2期)」が策定されました。

第2期計画の計画期間は令和3年度から令和7年度の5年間とされ、「新たな課題への対応」として、琵琶湖の全層循環未完了など気候変動の影響と考えられる事象への対応や、マイクロプラスチックを含むプラスチックごみ対策等が位置付けられました。

また、「現行の課題が一定程度解消し、次のステップに進むもの」として、様々な取組により減少傾向にある外来魚(ブルーギル・ブラックバス)対策やオオバナミズキンバイ対策に関してさらなる減少に向けて効果的、効率的な対策を進めることなどが位置付けされています。

さらに、「関連する法律等の改正状況、その他状況の変化を反映するもの」として、新たに成立した森林経営管理法の反映や、最近捕獲数が増加している外来魚・チャネルキャットフィッシュへの対策などが位置付けされました。

 

(参考)

・「琵琶湖保全再生施策に関する計画(第2期)」の策定について(報道発表資料)
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/317882.html

・「琵琶湖保全再生施策に関する計画(第2期)」 の概要<改定の主なポイント>
https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/5241282.pdf

・琵琶湖保全再生施策に関する計画 (第2期)
https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/5241284.pdf