更新情報

スペインで開催されていた気候変動に関する国連の会議「COP25」が閉会しました。

会議では温暖化防止を加速させるために各国が温室効果ガスの排出削減目標を更に上乗せし、2030年の目標の前倒し・強化について議論され、参加国の賛同を得ましたが、排出量の大きい国が対策を明確に出来なかったこともあり、課題が先送りになりました。

また、パリ協定を実行していくルールづくりについて一部合意を得るに至りませんでした。日本はCO₂の排出が大きい石炭火力発電所を減らすようにという要望もあり、今後のエネルギー源確保のあり方について課題を残しました。

 

環境省_国連気候変動枠組条約第25回締約国会議(COP25)、京都議定書第15回締約国会合(CMP15)パリ協定第2回締約国会合(CMA2)について【12/2~15 スペイン・マドリード】
http://www.env.go.jp/earth/cop25.html

エコライフデーとは、地球温暖化防止のためにまずは一日、「皆で環境に優しい生活を行おう」をスローガンに、具体的なエコ行動の25項目(小学生版は15項目)について、市内の地域や事業所などで一斉に取り組む事業です。2019年度の結果を報告します。

 『エコライフデー』とは、「地球温暖化防止のためにまずは1日、皆で環境に優しい生活を行おう」をスローガンに、具体的なエコ行動の25項目(小学生版は15項目)について、市内の地域や事業所などで一斉に取り組む事業です。今年度は、伊香立学区自治連合会様、坂本学区自治連合会様、日吉台学区自治連合会様をはじめ、事業者のみなさま、大石、上田上、瀬田、瀬田南、田上、南郷の各小学校4年生のみなさま、2,260人、1,009世帯にご参加、ご協力いただきました。削減できた二酸化炭素排出量は、3,768㎏!詳しくは、下記の結果報告書からご覧いただけます。

大津市地球温暖化防止活動推進センターの指定を受けている特定非営利活動法人おおつ環境フォーラム(および法人内に事務局を置く「みんなで、大津」)が同じく特定非営利活動法人滋賀環境カウンセラー協会と共催で、11月23日(土)午後、明日都浜大津ふれあいプラザ大会議室においてSDGsセミナーを開催しました。

全体を2部に分け、第1部では藤田アニコーさん(循環型社会創造研究所えこら代表)の指導で「カードゲームで知る、SDGsとは」を体験しました。持続可能な社会の存続を目指すSDGsは社会・経済・環境の調和した取り組みを重視しており、 参加者はゲームを楽しみながら調和のとれた社会づくりの難しさを学びました。

第2部は環境問題の中でも近年話題となっているプラスチック問題をテーマに選び6班に分かれてワークショップを行ないました。ワークショップに先立ち滋賀県琵琶湖保全再生課の奥田さんからびわ湖のマイクロプラスチックの状況などのプレゼンもあり、時間いっぱいワークショップでは活発な意見が出ていました。


SDGsセミナー報告はこちら

滋賀県では、温室効果ガスの排出を抑え地球温暖化を防止するために、特にエネルギー消費の増加する冬の時期に、定着してきた省エネ・節電取組を引き続き行っていただけるよう関西広域連合と協力、連携等を図りながら冬の省エネ・節電を呼びかけています。

日常的な省エネ・節電の事例(ご家庭でできる省エネ・節電取組)

  • 暖房時は室温20℃を目安に
  • 温かい料理で身体の芯からポカポカに
  • 厚手のカーテンで暖気を逃さないように
  • 暖かい服装で体感温度をアップ
  • 家電を買い換えるなら「省エネ」家電を
  • ストレッチや運動で身体をあたためましょう

日常的な省エネ・節電の事例(事業所での省エネ・節電取組)

  • 重ね着などで過度に暖房に頼らない(室温は20℃)
  • 使用していないエリアは暖房停止
  • 天候や業務に応じて窓際消灯や照明を間引き
  • 使用していないエリアはこまめに消灯
  • パソコン、コピー、プリンタは必要数を絞り、省エネモードに設定
  • 使わない機器はプラグを抜く
  • 電気使用量のお知らせサービスの活用
  • 残業はできるだけ少なく

中長期的な視点での省エネルギーの取組

  • 省エネ性能の高い機器への買い替え・リース替え
  • 自然光の取り入れ、照明のLED化
  • 太陽光発電システムやコージェネレーションシステムの導入
  • BEMSで見える化・エネルギー管理

県民、事業者の皆さまにおかれましては、健康上支障のない範囲で、家庭やオフィスにおいて省エネ・節電に御協力いただきますようお願いいたします。

 

関西冬のエコスタイル/関西広域連合
https://www.kouiki-kansai.jp/koikirengo/jisijimu/kankyohozen/carbonoffset/1247.html

滋賀県では、家庭で取り組むことのできる省エネ・節電対策を紹介しています。ぜひご覧ください。

関西冬のエコスタイル|滋賀県ホームページ
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kankyoshizen/ondanka/13606.html
家族で学んで!みんなで取り組む!「地球温暖化とわたしたちのくらし方」 (PDF)

最近の猛暑や集中豪雨など地球温暖化の影響が出始めているのではないかといわれます。異常気象のこれ以上の進行を止めるため、省エネルギーや再生可能エネルギーの普及など、わたしたちにできることを学びます。

  • 日時:令和2年1月18日() 14時~16時
  • 場所:明日都浜大津ふれあいプラザ
  • 講師:歌川 学氏(産業技術総合研究所)
  • 定員:30人(申込多数のときは抽選)
  • 参加費:無料

申込み:令和2月1月8日(水)までに電話またはFAX、Eメール、(「省エネと再エネ」参加希望、氏名(ふりがな)、郵便番号、住所、電話番号を書いて)で大津市地球温暖化防止活動推進センター
TEL: 077-526-7545  FAX: 077-526-7581  E-mail: info@otsu.ondanka.net

毎年12月は「地球温暖化防止月間」と定められ、全国をあげて温暖化防止の取り組みを推進しています。大気中の二酸化炭素の濃度も世界の平均気温も上昇を続けており、いずれもこれまでの数値を更新して高くなりました。

このままで進むと地球の気温は産業革命後1.5℃に抑えるという目標の達成は困難といわれています。12月2日からスペインで国連の気候変動を考えるCOP25が始まりました。温暖化を抑制し気候変動による異常気象の発生を抑えることに世界の各国が知恵を出し合う最大の機会となるよう期待が集まっています。

大津市センターとしても機会を設けて市民の皆様に情報を伝え、講座などの開催を通じて、温暖化防止の重要性をアピールしています。

 

環境省_令和元年12月に地方公共団体等が実施する地球温暖化防止活動
https://www.env.go.jp/earth/info/ondanka_month/

11月24日()イオンスタイル大津京4階のイベントコーナーにおいて環境省二酸化炭素排出抑制対策事業の一環として宅配を1回で受け取ろうキャンペーンの記念事業を開催しました。留守のため配達に来た荷物が受け取れず再配達になるケースが少なからずあります。皆さんもご経験のあるところです。

再配達に伴って余計なCO₂の排出につながります。なるべく再配達にならないよう1回で受け取ろうという意識を高めていくためのイベントでした。再配達を減らす工夫も提案されました。イベントの内容は次のとおりです。

①来店者へキャンペーン実施の啓発チラシ配布(キャンペーン期間は12月末まで)

②なぜキャンペーン実施が必要かを理解していただくために、温暖化の進行状況とその結果として多発している異常気象の状況を知らせるパネル展示

③宅配を「1回で受け取る」ための工夫の提案(ヤマト宅急便が実施しているLINE利用による受取日時変更などの手順の説明、留守でも荷物を置いて帰れる受取用専用袋OKIPPAの現物展示など)

④来店者が足をとめてくれるようにミニライブ演奏とトーク(出演は熊野義也さん)

 

   

大津市の環境の未来を描く「大津市環境基本計画」(現在第2次、2020年度まで)が見直され、第3次計画が策定されます。見直しにあたり市民・市民団体・事業者が集まり、大津市の環境の「いま」と「これから」について、意見交換会を開催します。奮ってご参加ください。先着60名(事前予約必要)。参加費は無料です。

 

  • 日時:2020年2月1日() 13:30~16:10(終了予定)
  • 会場:明日都浜大津ふれあいプラザ4階ホール
  • 内容:
    • (1)講演「大津市の環境の現状と環境基本計画について」(大津市環境政策課)
    • (2)意見交換 5つのテーマに分かれてグループディスカッション「10年後のわたし、10年後の大津。どうなってる?どうしたい?そのためには?」
      *5つのテーマとは:「自然との共生」「資源の循環」「エネルギーと地球温暖化」「きれいな空気、きれいな水、すみよいまち」「環境教育」です。この中から関心のあるテーマのグループに参加できますが、希望が集中した場合には調整しますので、第一希望、第二希望を選んでください。
    • (3)意見共有 ディスカッションで出た意見をみんなで共有します。

      参考:大津市環境基本計画とはなんですか? – 大津市
      https://otsu.city.callcenter.jp/faq_detail.html?category=&page=1&id=1117

  • 参加資格:大津市在住・在勤・在学の方
  • 定員:先着60名(事前予約必要 参加費:無料)
  • 主催:大津市
  • 後援:大津商工会議所 大津北商工会 瀬田商工会

参加申込・問い合わせ:大津市地球温暖化防止活動推進センター(特定非営利活動法人おおつ環境フォーラム)
TEL: 077-526-7545  FAX: 077-526-7581  E-mail: info@otsu.ondanka.net

 

WMO(世界気象機関)は温室効果ガスの世界の平均濃度(昨年)が観測史上最も高い数値を更新したと発表しました。地球温暖化の原因とされる温室効果ガス。その中でも関心の高いCO₂の平均濃度は407.8ppmとなり、統計を取り始めてから最も高い数値になりました。

12月には地球温暖化対策に関する国際会議「COP25」がスペインで開催されますが、このままでゆくと地球環境に深刻な影響を及ぼすことが懸念されており、更に進んだ対策が求められることになりそうです。

 

世界の主要温室効果ガス濃度は観測史上最高を更新 ~「WMO温室効果ガス年報第15号」の公表~ 気象庁|報道発表資料
https://www.jma.go.jp/jma/press/1911/25a/GHG_Bulletin_15%20.html

温室効果ガス 世界の平均濃度が観測史上最高に WMOが警鐘 | NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191126/k10012191121000.html

11月22日(金)おおつ市民環境塾2019後期の講座6として、エコ料理教室~エコで得して楽しく食べよう~を平野公民館調理室において開催しました。

最初に買い物時の注意、洗い水の節約、ムダを出さない調理法などのエコな料理の方法について説明があり受講者一同、エコ料理に取り組む心の準備を整えました。

今回のメニューは、海苔巻風サンドイッチ、ヨウルトルットゥ、豆腐のかぶら蒸し、カブの葉とじゃこの和え物など美味しそう。その後、4班に分かれて調理実習、試食を楽しみました。

ヨウルトルットゥ

 令和元年11月22日(金)、エコ料理教室を実施しました。 最初に買い物時の注意、洗い水の節約、無駄を出さない調理法などのエコポイントをポスターにより説明しました。 お楽しみの本日のメニューは、、、 海苔巻風サンドイッチ、ヨウルトルットゥ、豆腐のかぶら蒸し、カブの葉とじゃこの和え物! さあ、4班に分かれて調理実習です。 美味しそうですね!華やかなお料理が出来上がりました。 そして、班ごとに試食。 さて、試食中も学習です。 エコライフデーのチェックシートや家庭の省エネ簡易診断の要点を解説いたしました。 学んだエコポイントを生かしてお家でもお料理してくださいね。