家庭の屋根などに設置して太陽光発電をした場合、発電した電力を電力会社が買い取る制度が2009年に始まりましたが、制度導入から10年が経過する今年11月から順次、買い取りが終了します。今年はこの制度を利用する家庭全体の20%がその対象になるようで、買い取りを前提として利用してきた家庭には影響が出そうです。
これまで買い取りに必要な経費は一般の電気料金に上乗せして徴収されてきましたが、その負担が大きいことが課題視されています。今後、買い取り価格がどのようになっていくか注目されますが、再生可能エネルギーの普及のために国民みんながある程度の負担をする覚悟は必要と思われます。
今回の措置が再エネ普及のブレーキにならないような政策が望まれるところです。

COOLCHOICEとは・・・世界から「COOL」と称賛される最先端技術や省エネアイデアによって生み出される、低炭素型の製品・サービス・行動など、地球温暖化対策だけでなく快適な暮らしにもつながるあらゆる「賢い選択」をしていこうという国民運動です。 このガイドブックを読んで、あなたに最適な「COOL CHOICE」を見つけてください。
「おおつ環境未来人」育成講座の第7講「地球温暖化の影響にどう適応するか」を大津市地球温暖化防止活動推進センターが開催しました。 地球温暖化はこの100年間で、日本では世界平均の+0.72℃を上回り、日本では +1.19℃上昇しています。地球温暖化の影響と考えられる様々な影響により今『サンゴ、淡水貝、サメ・エイの1/3、鳥類の1/6、植物の1/2、哺乳類の1/4、爬虫類の1/5 が絶滅しようとしている』と考えられています。滋賀県でも「米原地区の竜巻災害、桜の開花が50年で4日間も早くなった」などの影響が現れています。国は”パリ協定(世界の平均気温上昇を2℃未満にする。
平成30年12月9日(日)、「地域発の再エネ拡大戦略に学ぶ」講座を実施しました。 講師には、地域で再エネ拡大に取り組んでおられる「福井県の太陽光発電普及協議会」を主宰しておられる吉川守秋氏と滋賀県湖南市の地域電力会社であるウルトラパワー株式会社の代表取締役である芦刈義孝氏をお招きし、地域でのエネルギーの地産地消を目指した再エネ拡大の取り組みについて実践例を中心にお話をうかがいました。

平成30年12月1日(土)、おおつ環境未来人育成講座「4Rで脱炭素社会の実現を」を実施しました。 講師は、河原林晋氏(おおつ環境フォーラム 環境マネジメントシステムPJリーダー)です。 「4Rで考えよう」、環境への負荷が少ない順に並べると、Refuse(発生回避)、Reduce(発生削減)、 Reuse(再使用)、 Recycle(再生利用)となります。
平成30年11月24日(土)、滋賀県営春日山公園および棚田・里山・古代米・鮒プロジェクト運営の棚田周辺で、おおつ環境未来人育成講座5「里山保全と生態系について」を開催しました。 よく冷えた朝、曇り空で風もあり、体感温度では、かなり寒く感じました。まずは、公園内の植物観察です。