更新情報

日本のエネルギー政策について、昨今の脱炭素化に向けた国際的な動向に沿って見直しが求められています。資源エネルギー庁では、第5次エネルギー基本計画の策定に向けたパブリックコメントを開始しました。

再生可能エネルギーの普及拡大が注目される中、さまざまな技術革新が進んでいますが、天候に左右される再生可能エネルギーには火力発電による補完が必要であり、発電立地との関連から送配電ネットワークの再設計の必要性も課題となっています。一方、エネルギー転換による脱炭素化が新たな経済成長につながる期待も寄せられています。

日本のエネルギー政策へのご意見はこちらから。意見の受付期間は5月19日から6月17日までです。

 【意見受付の趣旨】エネルギー政策基本法(平成14年法律第71号)に基づき、第5次エネルギー基本計画の策定に向け、昨年8月から7回にわたり、総合資源エネルギー調査会基本政策分科会において議論がなされてきました。総合資源エネルギー調査会基本政策分科会の意見が取りまとめられた「エネルギー基本計画(案)」を踏まえ、第5次エネルギー基本計画に関して広く国民の皆様から御意見を頂戴すべく、以下の要領で御意見(任意のパブリックコメント)を募集いたします。

滋賀県エネルギー政策課からのお知らせです。

「地域の中で人と人とがつながり、自然の恵みや地域の資源を活かしてエネルギーをつくる。無駄なエネルギー消費を減らすための創意工夫も様々な分野で…。持続可能な未来へとつながる、そんな挑戦が県内各地で広がっています」

滋賀県では、こうした取り組みを全25回シリーズの動画「しがエネルギームーブメント!」として制作。この動画上映会を通して持続可能な未来について考えようという趣旨で開催します。

  • 日時:6月9日() 13:30~16:50(受付13:00~)
  • 場所:ピアザ淡海3階大会議室(大津市におの浜1-1-20)
  • 定員:100名(参加費無料)
  • 上映予定:第1部(13:40~15:10)動画上映(15本)
    第2部(15:20~16:20)動画上映(10本)

上映後、意見交換会があります。

このたび滋賀県では、こうした取り組みを全25回シリーズの動画「しがエネルギームーブメント!」として制作しました。この動画の上映会を通して、皆さまとともに、持続可能な未来について考えてみたいと思います。ぜひご参加ください。

気候変動はどうなっているのか、昔と今で琵琶湖はどう変わっているのか、それぞれ気象・琵琶湖の漁業の専門家からお話を聞きます。

日時:6月16日()13時30分~16時

場所:明日都浜大津

定員:40人(申込多数のときは抽選)

参加費:無料

申込みは、6月4日(月)までに、電話またはFAX、Eメール(「気候変動と琵琶湖の現状」参加希望、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号を書いて)で、大津市地球温暖化
防止活動推進センターへ
TEL: 526-7545  FAX: 526-7581  E-mail: info@otsu.ondanka.net)

  • 日時と内容:①6月10日()10時~12時「オタマジャクシと遊ぼう」
    ②7月 8日()10時~12時「カエルと遊ぼう」(雨天中止。どちらかのみの参加も可)
  • 場所:北大路どろんことーぷ(北大路三丁目地先)
  • 対象:4歳以上の子どもとその保護者
  • 定員:20組(申込多数のときは抽選)
  • 参加費:無料

申込みは、5月30日(水)までに、電話またはFAX、Eメール(「どろんことーぷ」参加希望、参加希望日、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、交通手段を書いて)で、大津市地球温暖化防止活動推進センターへ
TEL: 526-7545  FAX: 526-7581  E-mail: info@otsu.ondanka.net)

  • 日時:6月9日()9時45分~12時(受付は9時30分~)
    (雨天時は6月17日()に延期)
  • 場所:明日都浜大津および大津港
  • 内容:専門家による琵琶湖の魚、漁業についての話と魚釣り体験
  • 対象:市内在住の小中学生(小学生は保護者同伴で)
  • 定員:15人(申込多数のときは抽選)
  • 参加費:無料

申込みは、5月28日(月)までに、電話またはFAX、Eメール(「漁業体験」参加希望、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、学年、電話番号を書いて)で、大津市地球温暖化防止活動推進センター
TEL: 526-7545  FAX: 526-7581  E-mail: info@otsu.ondanka.net

環境省や宇宙航空研究開発機構などが取り組んでいる観測衛星「いぶき2号」は、地球温暖化の状況を正確に把握するための調査研究に新たな成果をもたらす可能性があり大きな期待が寄せられています。特に世界の大都市における人為的な起源による温室効果ガス排出測定の精度向上への期待です。

今日の地球温暖化の大きな原因は、経済発展に伴う生産・消費活動など人為的な起源に基づくものが大きいとされており、観測データを分析することにより影響度の多寡がより明確に把握できるようになるのではないかと思われます。

人為起源か自然起源かの鍵を握るのは一酸化炭素といわれ(一酸化炭素は、自然からではなく人間の活動から排出されることが多い)一酸化炭素と二酸化炭素の組み合わせを観測・解析することにより、人為的起源による温暖化への影響がより鮮明になると思われています。

環境省_いぶき(GOSAT)観測データによる大都市等の人為起源二酸化炭素濃度の推定結果について https://www.env.go.jp/press/102949.html

JAXA | 温室効果ガス観測技術衛星2号「いぶき2号」(GOSAT-2) http://www.jaxa.jp/projects/sat/gosat2/index_j.html

中国が資源ごみ(生活ごみとして出される廃プラスチック、未処理の古紙、繊維系の廃棄物など)の輸入を禁止する政策を実施しました。

これは環境への悪影響を抑えると同時に中国国内での資源ごみの再利用を促進するための政策のようです。中国の輸入統計でみると廃プラおよび古紙について約1割(2016年)が日本からの輸入です。また日本からみると廃プラ輸出の約5割、古紙については約7割が中国向けです(日本貿易振興機構の資料による)。

この数値から判断すると廃プラや古紙の再利用について日本への影響は大きいと思われ、日本国内での資源ごみに関する今後の対応策が課題になりそうです。

環境省は、地球温暖化の原因であるCO2の排出量を削減するために、夏の冷房時の室温を28℃(目安)で快適に過ごせる軽装や取り組みを促すライフスタイル「クールビズ」を推進しています。例えばグリーンカーテンは直射日光による室温の上昇を防ぐクールビズの取り組みの一つで、お部屋に涼しい木陰をつくります。また夏野菜をおいしく食べて身体の中からクールダウンを図る工夫もあります。

「クールビズ」実施期間は、5月1日~9月30日です。

現在、多くが家庭ごみとして廃棄・焼却されている紙ごみの中に、アルミ箔が貼られたパックや包装紙があります。少し気をつけて見ると身近にたくさんあることが分かります。

このアルミ部分を資源として活用できないかを考え、実用化のための取り組みが進んでいます。アルミ部分を取り出し、水酸化ナトリウム水溶液に入れると水素が発生します。その水素を利用してごみ発電をします。富山県高岡市にあるアルハイテック株式会社ではこの実用化に成功し、注目を集めています。

直ちに大きな電源にならなくても地域における災害時(停電)やイベント時の照明などの電源として立派な役割を果たせると期待されています。回収からごみ発電まで、地域の中で地産地消型の新しいエネ社会が生まれる可能性をひめています。

NEDO:アルミ系廃棄物から水素を抽出し発電に利用するシステムの検証に着手 http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100409.html

4月21日()10時から2018年度の最初の講座として「おおつ市民環境塾講座1」の野草を観察し、おいしく食べよう!「自然観察と野草料理体験」を開催しました。

講師は龍谷大学理工学部名誉教授で野草料理研究家の江南和幸先生。まずはタンポポ。外来種のタンポポが多いなか、やはり美味しいのは日本のタンポポ。ミツバやセリなど馴染みの深い野草もいろいろ。

採取した野草を調理室で料理し、参加者一同、自然の恵みを堪能した素晴らしいひとときでした。

 

野草を観察し、おいしく食べよう!『自然観察と野草料理体験』が、大津市の委託事業として、NPO法人 おおつ環境フォーラムが、毎年開催の「おおつ市民環境塾」の2018年度開催の第一講座として開催しました。この講座は、龍谷大学理工学部名誉教授 江南和幸先生の案内で開催しました。その概要を報告致します。