大津市地球温暖化防止活動推進センターについて

平成28年4月1日から、大津市の指定を受け、特定非営利活動法人おおつ環境フォーラムが「大津市地球温暖化防止活動推進センター」の運営にあたります。

このセンターは、地球温暖化対策の推進に関する法律によって定められたセンターで、都道府県知事や政令指定都市・中核市等の市長により指定されます。大津市のセンター指定は、全国の市レベルでは9番目で、まだまだ数の少ないセンターの仲間入りをしました。

市民・市民活動団体、事業者(企業)、公共施設(行政)と協働して、大津市の環境を守り市民が暮らしやすい「環境のまち大津」づくりに励みます。

センターの主な業務は、地球温暖化防止に関する「啓発・広報活動」「活動支援」「照会・相談活動」「調査・研究活動」「情報提供活動」などです。

大津市では、紙ごみの分別を推進しごみ減量にもなるように雑がみ分別袋を無料配布しています。ごみの分別に合わせて市民の皆様にSDGsへの理解を深めていただけるよう「SDGs雑がみ分別袋」を作成し、平成30年11月から無料配布を始めました。

これは、お菓子やティッシュペーパーの紙箱、ダイレクトメール、フリーペーパーなどの雑がみを入れ、ひもで括ればそのまま集団資源回収や紙ごみの日に出せます。

配布が受けられる協力店は下記をご覧ください。

https://www.city.otsu.lg.jp/machi/gomi/bumbetsu/20813.html

 本市が進めているごみ減量と資源化は、現代社会の大きな課題でもあり、SDGsの目標にもなっています。当課では、昨年8月に家庭から出た燃やせるごみの組成調査を実施しましたが、その結果燃やせるごみの中に資源古紙が15.3%も含まれていました。そこで、紙ごみの分別を推進するとともに、市民の皆様にSDGsへの理解を深めていただけるよう「SDGs雑がみ分別袋」を作成し、平成30年11月から無料配布します。これは、お菓子やティッシュペーパーの紙箱、ダイレクトメール、フリーペーパーなどの雑がみを入れ、ひもで括ればそのまま集団資源回収や紙ごみの日に出すことができるものです。燃やせるごみの中から資源である雑がみを分別することは、身近で手軽なSDGsへの貢献手段となります。ぜひ、ご活用ください。注:雑がみ袋を使わなくても今までどおり、ひもで十字に括って出していただくことはできます。配布方法11月より、大津市商店街連盟に加盟している協力店で配布しております。(下表参照)お店での買い物の有無に関わらずひと家族につき1枚を無料で配布させていただきます。なお、なくなり次第終了とさせていただきます。

この度、大津市の平成30年度版「大津市の環境」(環境白書)が公表されました。それによると2015年の温室効果ガスの排出量は2,050千t-CO₂(このうち97.8%が二酸化炭素)で、前年度と比較すると7.2% 減少しました。

大津市の中期目標では、2020年度までに2007年度を基準として、34%削減することになっていますが、上記の2015年の数値は基準年からすると4.5%の減少になっているものの目標達成は容易でないと思われます。

排出量は、基準年に比べると民生業務部門で33.9%増、民生家庭部門で6.8%増となっています。前年の状況に比べてみると家庭部門では改善が進んでいると考えられますが、業務部門では更なる改善努力が必要と思われます。

この環境白書は、大津市センターにもありますので、ご関心のある方は、お問い合わせください。

滋賀県から平成30年度版環境白書が発行されました。滋賀県が抱える環境課題やその解決のための様々な取り組みが紹介されています。データもたくさん掲載されています。

また、環境を社会や経済と関連して多面的に分析する視点からの記述が多くなったように思います。第5章は「低炭素社会・省エネルギー型の社会への転換」がテーマとなっています。

県から大津市センターへも何冊かいただいていますので、ご関心のある方は、お問い合わせください。

表紙をクリックすると目次が見られます。

大津市センターでは昨年の「住宅編」に続き、この度「地球温暖化防止対策事例集・機器編」を発行しました。

機器編では、生活のさまざまな場面で発生する二酸化炭素の排出量を削減するために「機器の選び方、使い方」について必要な情報を提供しています。その他、効率のよい機器の導入事例も紹介しています。

目次をご覧いただき冊子の入手にご関心のある方は、大津市センターまでお問い合わせください。

2月2日()大津市生涯学習センターにて、「大津 みんなでSDGs」が開催され、市長から大津市のSDGsの取り組み紹介があった後、3団体からの発表があり、更に「よしもと芸人の漫才」で楽しくSDGsを学びました。ご来場の市民の皆様にもSDGsのことを知っていただけたと思います。

詳しく下記からご覧ください。

 「大津 みんなでSDGs(みんなの取組と、よしもと芸人の漫才で、SDGsを学ぼう!)」を開催しました!2015年9月に、国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals、SDGs)」は、社会・経済・環境面における「持続可能な開発」を目指す、先進国も途上国も含めた国際社会共通の目標であり、2030年までの達成を目指し掲げられた17の目標(Goal)の下に、より具体的な169のターゲットが存在…

http://www.city.otsu.lg.jp/shisei/sokei/SDGs/22685.html

当センターでは昨年12月9日に、再生可能エネルギーを増やそう!「地域発の再エネ拡大戦略を学ぶ」を開催しましたが、その時、講師として取り組み紹介をしていただいた「こなんウルトラパワー株式会社」が再生可能エネルギーを拡大普及させるために、これまで実施してきた湖南市を中心とする地域の太陽光発電による電力の購入事業から更に進んで、自ら太陽光発電事業を開始する旨、発表しました。

報道によると事業の開始資金調達のため、グリーンボンド債券を発行することとし(規模1億1千万円)、滋賀銀行が全額引き受けるということです。

これが一つの契機となって県内での再生可能エネルギーの普及拡大の機運が高まることを期待したいと思います。

しが地域エネルギーコンソーシアム・フォーラムとして、3月20日(水)13:30~16:40 ピアザ淡海大会議室で、基調講演「自然エネルギーがビジネス・社会を変える」(講師:自然エネルギー財団 石田雅也氏)、6つの事例報告があります。

申し込みは、滋賀県県民生活部エネルギー政策課です。詳しくはチラシ案内をご覧ください。

1月26日()、明日都浜大津4階会議室で講座9「SDGsから考える経済と環境のこれから」を開催しました。

講師は大津市地球温暖化防止活動推進センターの森口行雄事務局長。SDGsは2015年に国連が策定した「持続可能な開発目標」で、その背景にはグローバル化による負の面として世界の格差が広がりつつあり、その是正のために2030年を達成年度とする「誰ひとり取り残さない」という高邁な目標です。環境と経済を総合的によくしていこうと目指しています。環境と経済の両面から考える今日の課題の紹介がありました。

この講座をもって、昨年秋から開講してきた連続講座を終了しました。

 
おおつ環境未来人講座第9講「SDGs『持続可能な開発目標』から考える経済と環境のこれから」に参加しました。➞SDGsは解りやすく言えば、現在の地球は「人類が住めない環境になりつつある、また人の生活に格差があり過ぎる」現時点で何らかの『地球保全及び格差補正』が必要な状況であるため『すべての生物が快適に住み続けることの出来る地球保全のための施策』が必要になっている。『自然環境と生活環境の保全』推進のために『経済と環境』について、現状を詳しく説明し、今後の指針を示唆する講演でした…

今号は、昨年11月3日に開催した「環境情報合同交流会2018」の報告を特集しました。認定NPO法人環境市民代表の杦本育生(すぎもといくお)氏による基調講演「SDGsの視点で環境を考える」の要旨をはじめ、4つのテーマに分かれて実施したグループディスカッションのまとめ、を掲載しています。

また、3月13日に開催するSDGs研究会「SDGsで持続可能な事業・活動を目指そう!」の案内も載せています。ぜひ、お読みください。

1月12日()、明日都浜大津4階会議室で講座8ワークショップ「今日はわが家のエコライフデー」を開催しました。講師はおおつ環境フォーラムエコライフデーのリーダー西山克己さん、そしてクールチョイスワークショップの進行役は大津市センターの森口行雄さんでした。

まず、エコライフデーの説明に始まり25項目のチェックシートで参加者各自が実習しました。そして家庭の日常生活で少し気をつければこんなに省エネ(経費の節約)になるという計算根拠の解説がありました。

ついで国民運動COOL CHOICE(賢い選択)について説明を受けた後、3つのグループに分かれて、「自分はこんなことに気をつけたい」と意見交換を行ない、グループ毎の発表がありました。日常の心掛けが温暖化防止につながることを学習できました。

 大津市地球温暖化防止活動推進センター(大津市センター)が「おおつ環境未来人」育成講座の第8講座、『今日はわが家のエコライフデー』及び 環境省が推進している『COOL CHOICE(クールチョィス)』の説明講座を開催しました。それぞれの講座で「体験とワークシヨップ」をしました。その内容を報告します。