増え続けるプラスチックごみ

2019/05/28

生活を便利にしてきたプラスチックですが、使用した後のごみの排出量が増え、多くの自治体で処理に困っている状況です。中国がプラスチックごみの受入れを規制したことから、中国に多量のごみを輸出していた日本でもごみ処理が問題となっています。

環境省がその影響を調べたところ、産業廃棄物処理業者が保管しているプラごみの量が増えたり、国の基準で定められた上限を越える量を保管していると回答した自治体が増加しています。このような状況が不法投棄など不適切な処理につながる恐れがあると懸念されています。

また、プラごみの一部が海に流れ込み、海洋汚染の原因になっています。世界で発生するプラごみの量は、年間約3億トンになると推計されています。日常の生活の中で、どのようにプラスチックごみの排出を減らすかが大きな課題となっています。

大津市では、ごみ分別アプリ「分けなび」などによって、市民がプラごみの分別・リサイクルに協力する取り組みを推進しています。地球環境を守るために今一度、市民ができることを考えてみましょう。

 「今日は何のごみの日だったかな?」「ごみの日を忘れてた!」「ごみの分け方・出し方がわからない」 大津市では、こんなごみ出しの悩みを解決するスマートフォン・タブレット端末用のごみ分別アプリ「分けなび」を無料で配信しています。「分けなび」では、お住まいの地域に合わせて表示できるごみカレンダー、ごみの出し方解説、品目ごとに検索できるごみ分別辞典など、ごみに関するさまざまな情報が入手できます。さらに、ごみの不法投棄や犬猫などの動物死骸、ごみの収集漏れなどの「ごみの問題」について、写真や位置情報を添付して大津市にメール通報できる機能を備えています。 さらに、自分が決めた時間にごみの日をお知らせするアラート機能もあり、大変便利なアプリです。ぜひ、ダウンロードしてご活用ください。

大津市のプラスチックごみ分別については、次のサイトでご確認ください。

 プラスチック製容器包装の出し方プラスチック製容器包装ごみの収集日には、プラマークのついているきれいなもののみ出して下さい。 関連リンク分別の仕方の詳細については、公益財団法人日本容器包装リサイクル協会作成の動画、「プラスチック製容器包装のベール品質とは?分別排出のポイント」をご覧ください。容器包装とは容器包装リサイクル法でいう「容器」「包装」とは、商品を入れたり包んだりしているもので、中身を出したりすると不用になるものです。適正な分別にご協力ください最近、プラスチック製容器包装ごみとして収集されたごみ袋に、プラスチック製容器包装以外のものが混入しているケースが増えています。