業務で使う電力のすべてを再生可能エネルギーで賄うことを目指す世界的な取り組みである「RE100」に、わが国の環境省が2050年までに環境省の庁舎や関連施設で使う電力をすべて再生可能エネルギーで賄うことを宣言し、この取り組みに参加することとなりました。
日本でもこれまでにいくつかの企業が参加表明をしていますが、行政機関としては初めて(世界でも)の参加表明で注目を集めています。
環境省関連の現状では、再生可能エネルギーの比率はほぼゼロということで、今後目標の達成には電力の調達方法の見直しが求められます。
環境省の取り組みが全国に波及して、わが国の再生可能エネルギーの普及がおおいに促進されることが期待されています。
環境省は、企業が遅くとも2050年までに再エネ100%を達成することを表明するグローバルな取組であるRE100に賛同し、本日、中川大臣が、RE100の運営団体であるThe Climate Group RE100代表Sam Kimmins氏と面会して、環境省としてのRE100への参画の申込書を手交しましたので、報告いたします。 国際イニシアチブ「RE100」は、グローバル企業の再生可能エネルギーの導入拡大を進める取組であり、遅くとも2050年までに再エネ100%を達成することを要件とし、2030年や2040年の中間目標の設定を推奨するなど、長期的な目標としての再エネ100%を宣言することを想定したイニシアチブです。