講座報告「おおつ環境未来人」育成講座(連続9回)を開講しました。

2018/11/06

平成30年10月27日()、「おおつ環境未来人」育成講座を開講しました。この講座は、環境省平成30年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金により実施するものです。

講座1は、環境問題概論『公害問題から地球環境問題へ』、講師は当団体の理事長である竺文彦先生(龍谷大学名誉教授)です。

まず、明治時代から始まる公害問題を振り返りました。イタイイタイ病、水俣病、新潟水俣病、四日市ぜんそくなど、四大公害訴訟と呼ばれる公害は私たちの記憶にもあると思います。

次に滋賀の環境のあゆみを学びました。琵琶湖の水のかび臭、赤潮問題などが起き、石けん運動がおこりました。そして、だんだん水質汚染が改善され、現在は外来魚、水草問題に関心が移っているようです。

公害問題は、限定された地域の汚染が原因でその地域に住んでいる人が被害者になっていますが、現在の地球環境問題は、原因、加害者、被害者が分かりにくく、それがこの環境問題の難しさになっているとのことでした。

また、歴史的に見て、有限な森林資源をエネルギー源にして消耗させた文明は滅んできたとのこと! 私たちも有限な化石燃料を卒業して再生可能エネルギーに転換していくことが出来るのでしょうか。

最後に竺先生がこれからしたいこと。

  • 小水力発電
  • 自然な川の再生
  • 生ごみを活用する(メタン発酵、堆肥化など)

私たちも課題を整理して、自分が出来る事、したい事を考えましょう。

 平成30年10月27日(土)、「おおつ環境未来人」育成講座を開講しました。この講座は、環境省平成30年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金により実施するものです。 講座1は、環境問題概論『公害問題から地球環境問題へ』、講師は当団体の理事長である竺文彦先生(龍谷大学名誉教授)です。 まず、明治時代から始まる公害問題を振り返りました。イタイイタイ病、水俣病、新潟水俣病、四日市ぜんそくなど、四大公害訴訟と呼ばれる公害は私たちの記憶にもあると思います。 次に滋賀の環境のあゆみを学びました。琵琶湖の水のかび臭、赤潮問題などが起き、石けん運動がおこりました。そして、だんだん水質汚染が改善され、現在は外来魚、水草問題に関心が移っているようです。 公害問題は、限定された地域の汚染が原因でその地域に住んでいる人が被害者になっていますが、現在の地球環境問題は、原因、加害者、被害者が分かりにくく、それがこの環境問題の難しさになっているとのことでした。