「琵琶湖保全再生施策に関する計画(第2期)」が策定されました

2021/04/06

滋賀県では、琵琶湖の保全及び再生に関する法律(平成27年法律第75号)に基づき、平成29年3月に琵琶湖保全再生施策に関する計画を策定し、琵琶湖の保全及び再生に向けて施策を推進してきたところですが、令和2年度末で計画期間が終了することから、今般、県環境審議会および県議会での議論や、国・関係地方公共団体をはじめ住民や関係団体などの幅広い意見交換等を踏まえ、「琵琶湖保全再生施策に関する計画(第2期)」が策定されました。

第2期計画の計画期間は令和3年度から令和7年度の5年間とされ、「新たな課題への対応」として、琵琶湖の全層循環未完了など気候変動の影響と考えられる事象への対応や、マイクロプラスチックを含むプラスチックごみ対策等が位置付けられました。

また、「現行の課題が一定程度解消し、次のステップに進むもの」として、様々な取組により減少傾向にある外来魚(ブルーギル・ブラックバス)対策やオオバナミズキンバイ対策に関してさらなる減少に向けて効果的、効率的な対策を進めることなどが位置付けされています。

さらに、「関連する法律等の改正状況、その他状況の変化を反映するもの」として、新たに成立した森林経営管理法の反映や、最近捕獲数が増加している外来魚・チャネルキャットフィッシュへの対策などが位置付けされました。

 

(参考)

・「琵琶湖保全再生施策に関する計画(第2期)」の策定について(報道発表資料)
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/317882.html

・「琵琶湖保全再生施策に関する計画(第2期)」 の概要<改定の主なポイント>
https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/5241282.pdf

・琵琶湖保全再生施策に関する計画 (第2期)
https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/5241284.pdf