〇「3R」は、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3つのRの総称です。
- リデュースはごみの発生そのものを抑制することです(発生抑制)。
- リユースは何度も繰り返し利用することです(再使用)。
- リサイクルは再び原材料として利用することです(再生使用)。
「循環型社会形成推進基本法」(平成12年施行)、「資源有効利用促進法」(平成13年施行)を受け、平成14年より、3R推進に対する理解と協力を求めるため、毎年10月を「リデュース・リユース・リサイクル推進月間」と定め、広く国民に向けて、普及啓発活動が実施されています。
〇また、「食品ロス」とは、「食べられるのに廃棄される食品」のことをいいます。
我が国では年間約2,531万トンの食品廃棄物が排出されていますが、そのうち600万トン(平成30年度推計)が食品ロスと言われています。ご飯一杯を130グラムと仮定すると、全ての国民が毎日ご飯1杯分相当の量の食品を食べずに捨てている計算になります。世界では深刻な飢えや栄養不良で苦しむ多くの人々が存在しています。さらには廃棄物処理に伴う環境負荷(CO2発生等)にもつながるため、食品ロスの削減は真摯に取り組むべき課題です。
こうした状況を受け、令和元年5月に「食品ロスの削減の推進に関する法律」が成立し、毎年10月が「食品ロス削減月間」、10月30日が「食品ロス削減の日」として定められました。
(参考)滋賀県報道発表資料
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kankyoshizen/haikibutsu/314578.html