6月下旬から7月初めの記録的な高温及びその後の天候の特徴と要因について(気象庁)

2022/08/30

気象庁は令和4年8月22日、異常気象分析検討会において、今夏の天候の特徴と要因を分析し、見解をとりまとめ発表しました。

発表では、6月下旬~7月初めの記録的な高温は、日本付近で上層の亜熱帯ジェット気流が北に蛇行し、上層の高気圧と地表の太平洋高気圧がともにこの時期としては記録的に強まったことが主要因で、これに持続的な温暖化傾向が加わったためとみられるとのことです。

また、7月中旬にかけて各地で大雨が発生した要因としては、日本の北方でブロッキング高気圧が持続するとともに、亜熱帯ジェット気流が日本付近で南に蛇行し、上層の寒気の影響を受けやすかったことが考えられ、7月末から8月中旬にかけては、亜熱帯ジェット気流の北上に伴い、北日本付近に前線が停滞しがちで大雨となった一方、西日本を中心に高温となったとのことです。

 

詳しくは、次のURLをご覧ください。

6月下旬から7月初めの記録的な高温及びその後の天候の特徴と要因について
~異常気象分析検討会の分析結果の概要~(気象庁報道発表)
https://www.jma.go.jp/jma/press/2208/22b/kentoukai20220822.html