滋賀県域からの温室効果ガス排出実態(2020年度)について

2023/02/13

滋賀県は2月9日、2020年度(令和2年度)に滋賀県域から排出された温室効果ガスの状況をとりまとめ、公表しました。

滋賀県域における2020年度の温室効果ガス総排出量は1,090万t(二酸化炭素換算)であり、「滋賀県CO2ネットゼロ社会づくり推進計画」で定める基準年度である2013年度(以下、2013年度という)比23.3%減(332万t減)、前年度比1.4%減(16万t減)となっているとのことです。

総排出量は2012年度以降減少傾向にあり、また、総排出量のうち二酸化炭素が92.8%と大部分を占めています。

また、同推進計画に掲げる2030年度の削減目標(711万t)に対する進捗率は46.7%となり、森林吸収量(41万t)を加えた場合は1,049万tとなり、2013年度比で26.2%減、削減目標に対する進捗率は52.4%となっています。

二酸化炭素排出状況についてみると、滋賀県域における2020年度の二酸化炭素排出量は10,112千tであり、2013年度比25.2%減(3,402千t減)、前年度比1.7%減(171千t減)となっています。

また、二酸化炭素排出量のうちエネルギー由来二酸化炭素の占める割合は97.3%であり、2013年度比25.7%減、前年度比1.6%減となっています。部門別の割合は、産業部門の46.9%(4,741千t)をはじめとして、運輸部門20.4%(2,060千t)、家庭部門15.9%(1,609千t)、業務部門14.1%(1,426千t)の順となっています。

 

詳しくは、次のURLをご覧ください。

滋賀県域からの温室効果ガス排出実態(2020年度)について(滋賀県報道発表資料)
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/329935.html