COP22が始まりました~「パリ協定の実行ルール」づくりに高まる期待

2016/11/08

国連の気候変動枠組条約締約国会議の第22回(COP22)が11月7日から北アフリカのモロッコで始まりました。

この会議において、昨年のCOP21「パリ協定」の発効を受けて、各国のCO₂排出削減目標をどのように検証し確実な削減につなげていくかについて、具体的な実行ルールづくりを話し合うことになります。その成果が今後の地球温暖化対策の国際的な合意として実行に移されることになるだけに、大きな期待が寄せられています。

しかし日本は締約が遅れており、締約国の会合には決定に異議の申し立てができないオブザーバーとしての参加しかできず、交渉力の低下が懸念されています。