平成27年度に国内で排出された温室効果ガスは13億2,500万トン(二酸化炭素換算)で、前年対比3%近く(2.9%)減少したようです。
環境省によると省エネが推進された効果であるとともに、一部の原発が再稼働した影響といわれます。CO2の排出量が大きい石炭による火力発電が減ったということです。
原発に依存するか、再生可能エネルギーの拡大を目指すべきか、議論が分かれている現状ですが、長期的な温暖化対策を考えるとき、いつまで原発に頼るのか、将来のエネルギー問題を考えるうえで、慎重な分析が求められています。