滋賀県域からの温室効果ガス排出実態(2021年度)について

2024/02/13

滋賀県は2月9日、2021年度(令和3年度)に滋賀県域から排出された温室効果ガスの状況をとりまとめ、公表しました。

滋賀県域における2021年度の温室効果ガス総排出量は1,052万t(二酸化炭素換算)であり、「滋賀県CO2ネットゼロ社会づくり推進計画」で定める基準年度である2013年度(以下、2013年度という)比26%減(370万t減)、前年度比3.5%減(38万t減)となっており、総排出量のうち二酸化炭素が92.5%と大部分を占めているとのことです。

また、総排出量は2013年度以降減少傾向にあり、同推進計画に掲げる2030年度の削減目標(711万t)に対する進捗率は52.0%となっています。

 

二酸化炭素排出状況についてみると、滋賀県域における2021年度の二酸化炭素排出量は9,731千tであり、2013年度比28.0%減(3,782千t減)、前年度比3.80%減(380千t減)となっています。

二酸化炭素排出量のうちエネルギー由来二酸化炭素の占める割合は97.2%であり、2013年度比28.6%減、前年度比3.9%減となっています。部門別の割合は、産業部門の47.5%(4,620千t)をはじめとして、運輸部門20.7%(2,011千t)、家庭部門15.2%(1,483千t)、業務部門13.8%(1,339千t)の順となっています。

また、 家庭部門における2021年度の二酸化炭素排出量は1,483千tであり、2013年度比31.4%減(680千t減)、前年度比7.9%減(127千t減)となっています。

家庭部門における 2021年度のエネルギー消費量は19,247TJであり、2013年度比5.2%減(1,065TJ 減)、前年度比2.5%増(468TJ 増)となっており、世帯当たりのエネルギー消費量および二酸化炭素排出量は減少傾向にあるものの、世帯数が増加するとともに電力消費量も増加しており、エネルギー消費量が前年度と比べ増加しているとのことです。
詳しくは、次のURLをご覧ください。

滋賀県域からの温室効果ガス排出実態(2021年度)について(滋賀県報道発表資料)
https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/5451261.pdf