滋賀県では、今般、「生物多様性しが戦略2024~自然・人・社会の三方よし~」が策定されました。
生物多様性は、わたしたち人間を含む全ての生きものの生存の基盤を形成しています。生物多様性を守り、暮らしの知恵や文化を継承しながら、自然の恵みを持続可能な形で活用していくことは、自然と人が、互いに生かし生かされ、ともに生きていくという共生の実現につながるものです。
また、その実現は、滋賀にとどまらず、日本、さらには、世界への貢献につながるというメッセージを、“自然・人・社会の「三方よし」”に込め、新たな世界目標や国家戦略を踏まえ、地球規模で考え、地域で行動する(Think globally,Act locally.)計画として、滋賀の生物多様性保全とその持続可能な利用に取り組んでいくこととします。
今回の戦略は、生物多様性国家戦略2023-2030や滋賀県基本構想、第5次滋賀県環境総合計画との整合を図り、2030年度までを取組期間としています。 また、戦略では、2050年の目指す姿 「自然と人とが共生する社会の実現」を長期目標とし、短期目標として、2030年の目指す姿 「生物多様性の損失を止め、回復軌道にのせるネイチャーポジティブ(自然再興)の実現」を掲げています。
詳しくは、次のURLをご覧ください。
「生物多様性しが戦略2024~自然・人・社会の三方よし~」の策定について(滋賀県報道発表資料)
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/336987.html