滋賀県域からの温室効果ガス排出実態(2022年度)について

2025/02/17

滋賀県は2月4日、2022年度(令和4年度)に滋賀県域から排出された温室効果ガスの状況をとりまとめ、公表しました。

滋賀県域における2022年度の温室効果ガス総排出量は1,073万t(二酸化炭素換算)であり、「滋賀県CO2ネットゼロ社会づくり推進計画」で定める基準年度である2013年度(以下、2013年度という)比24.5%減(349万t減)、前年度比2.0%増(21万t増)となっているとのことです。

また、総排出量は2013年度以降減少傾向にあり、森林吸収量を加味した温室効果ガス実質排出量は1,030万tで、「滋賀県CO2ネットゼロ社会づくり推進計画」に掲げる2030年度の削減目標(711万t)に対する進捗率は55.1%となっています。

総排出量のうち二酸化炭素が93.3%と大部分を占めており、二酸化炭素排出状況についてみると、滋賀県域における2022年度の二酸化炭素排出量は10,006千tであり、2013年度比26.0%減(3,508千t減)、前年度比2.8%増(274千t増)となっています。

二酸化炭素排出量のうちエネルギー由来二酸化炭素の占める割合は97.7%であり、2013年度比26.1%減、前年度比3.4%増となっています。部門別の割合は、産業部門の47.4%(4,742千t)をはじめとして、運輸部門21.1%(2,114千t)、家庭部門14.9%(1,493千t)、業務部門14.2%(1,424千t)の順となっています。

また、 家庭部門における2022年度の二酸化炭素排出量は1,493千tであり、2013年度比31.0%減(670千t減)、前年度比0.7%減(10千t減)となっています。

家庭部門における 2022年度のエネルギー消費量は17,457TJであり、2013年度比14.1%減(2,855TJ 減)、前年度比9.3%増(1,790TJ 減)となっており、世帯当たりのエネルギー消費量は前年度と比較し、減少しています。

 

詳しくは、次のURLをご覧ください。

滋賀県域からの温室効果ガス排出実態(2021年度)について(滋賀県報道発表資料)
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/342074.html