2025年2月8日(土)、おおつ市民環境塾2024講座10「地球温暖化と生物多様性」を開催しました。前日からの降雪で公共交通網が乱れ、参加できなかった方が多くいらっしゃったのは残念でした。
講師は滋賀県琵琶湖環境部自然環境保全課長の水嶋周一氏です。
滋賀県は中央に琵琶湖を抱え、県域全体では10,000種を超える生物が、琵琶湖には2,400種(内、60種以上が固有種)が記録されています。生きもののすみかとして多様な自然環境があり、人は豊かな自然の恵みを受けてきました。
しかし、近年、地球温暖化による気候変動により滋賀県にも台風被害、農産物の品質低下、琵琶湖の全層循環未完了などの影響が出てきており、100年後の滋賀県は今の鹿児島県の気温になるという予想もある状況です。
生物多様性に影響を与えるの四つの要因、
- ①開発や乱獲などの人間活動、
- ②自然への働きかけの縮小、
- ③人間が持ち込んだ侵略的外来種、
- ④地球温暖化による気候変動
が考えられます。生物多様性が損なわれると生態系サービスが低下し、人々の生活に係ることになるでしょう。
自然環境の変化に対して様々な具体的な対策がとられていますが、根本原因である気候変動を抑制することが急務だと思われます。滋賀県では、2050年「CO2ネットゼロ」を目指し、CO2ネットゼロ社会づくり推進計画を進めています。
CO2を排出しない社会づくりに向けて家庭での省エネ化、再エネ導入を支援するため、電気自動車の普及、太陽光発電・蓄電池の導入、住宅の断熱改修など多様な補助金システムも準備しています。みんなで一緒に「CO2ネットゼロ」社会を目指しましょう。
2025年2月8日(土)、おおつ市民環境塾2024講座10「地球温暖化と生物多様性」を開催しました。前日からの降雪で公共交通網が乱れ、参加できなかった方が多くいらっしゃったのは残念でした。 講師は滋賀県琵琶湖環境部自然環境保全課長の水嶋周一氏です。 滋賀県は中央に琵琶湖を抱え、県域全体では10,000種を超える生物が、琵琶湖には2,400種(内、60種以上が固有種)が記録されています。生きもののすみかとして多様な自然環境があり、人は豊かな自然の恵みを受けてきました。しかし、近年、地球温暖化による気候変動により滋賀県にも台風被害、農産物の品質低下、琵琶湖の全層循環未完了などの影響が出てきており、100年後の滋賀県は今の鹿児島県の気温になるという予想もある状況です。 生物多様性に影響を与えるの四つの要因、①開発や乱獲などの人間活動、②自然への働きかけの縮小、③人間が持ち込んだ侵略的外来種、④地球温暖化による気候変動が考えられます。生物多様性が損なわれると生態系サービスが低下し、人々の生活に係ることになるでしょう。 自然環境の変化に対して様々な具体的な対策がとられていますが、根本原因である気候変動を抑制することが急務だと思われます。滋賀県では、2050年「CO2ネットゼロ」を目指し、CO2ネットゼロ社会づくり推進計画を進めています。CO2を排出しない社会づくりに向けて家庭での省エネ化、再エネ導入を支援するため、電気自動車の普及、太陽光発電・蓄電池の導入、住宅の断熱改修など多様な補助金システムも準備しています。みんなで一緒に「CO2ネットゼロ」社会を目指しましょう。