イベント情報

琵琶湖のヨシ群落の多面的価値は、今や滋賀県民の共通認識になっています。琵琶湖のヨシ群落は条例で保護され、公共私をあげた保全活動が展開されています。しかしかつて、特に南湖東岸のヨシ群落は、琵琶湖総合開発に伴って破壊され、大幅に減少しました。1992年にヨシ群落保護条例ができてからも、再生への道のりには紆余曲折がありました。私たちがヨシ群落とよりよい共存関係を築くために何が必要か考えていきましょう。

  • 日時:9月27日()14時~16時
  • 場所:明日都浜大津4階視聴覚室
  • 内容:「ヨシ原の変遷と生物多様性」~ヨシ群落とよりよい共存関係を築くために~(お話)
  • 講師:滋賀県立琵琶湖博物館 総括学芸員 大塚 泰介 氏
  • 滋賀県琵琶湖環境部琵琶湖保全再生課 主任主事 土田 真由 氏
  • 対象:一般市民
  • 定員: 30人(申込多数の場合は抽選)
  • 参加費:無料

申込は、9月18日(木)までに電話またはメール(「ヨシ原の変遷」参加希望と記入のうえ、郵便番号、住所、参加者全員の氏名(ふりがな)電話番号を書いて)で大津市地球温暖化防止活動推進センターへ

TEL: 077-526-7545  E-mail: info@otsu.ondanka.net

このイベント申込みは終了しました。

令和7年6月7日(土曜日)、「川の日①~大宮川で生きものをさがそう~」を開催いたしました。

坂本コミュニティセンターに集合し、ご挨拶の後、大宮川に向かいます。
蒸し暑い日でしたが、川原は少し涼しく感じました。

まずは気温や水温を測り、そして生きものの捕まえ方をおしえてもらいます。
網を受け取ったら、いよいよ川に入ります!

石の裏側に張り付いている生きものをさがしたり、水底や水草をガサガサして網に追い込んだり…。

おみごと!捕まえることが出来ました!

捕まえた生きものをどんどんケースに入れていきます。
川原に上がって、捕まえた生き物を確認します。

カワゲラやヘビトンボ、サワガニ、ガガンボなど、たくさんの生きものが見つかりました。

さらに、捕まえた生き物の中にいた「指標生物」を見て、大宮川の水の状態を判断します。
サワガニ、カワゲラのなかまなど「きれいな水」に住む生きものが多く見つかりました。→大宮川は「きれいな水」と判定!

これからも大宮川はきれいな水の川であり続けてほしいです。

そのためにはどうしたら良いでしょう?
こちらからの問いかけに、参加者はそれぞれに考えてくださいました。

最後に、捕まえた生き物は川に帰してあげました。

 

 令和7年6月7日(土曜日)、「川の日①~大宮川で生きものをさがそう~」を開催いたしました。 坂本コミュニティセンターに集合し、ご挨拶の後、大宮川に向かいます。 蒸し暑い日でしたが、川原は少し涼しく感じました。 まずは気温や水温を測り、そして生きものの捕まえ方をおしえてもらいます。 網を受け取ったら、いよいよ川に入ります! 石の裏側に張り付いている生きものをさがしたり、水底や水草をガサガサして網に追い込んだり…。 おみごと!捕まえることが出来ました! 捕まえた生きものをどんどんケースに入れていきます。 川原に上がって、捕まえた生き物を確認します。 カワゲラやヘビトンボ、サワガニ、ガガンボなど、たくさんの生きものが見つかりました。 さらに、捕まえた生き物の中にいた「指標生物」を見て、大宮川の水の状態を判断します。 サワガニ、カワゲラのなかまなど「きれいな水」に住む生きものが多く見つかりました。→大宮川は「きれいな水」と判定! これからも大宮川はきれいな水の川であり続けてほしいです。 そのためにはどうしたら良いでしょう? こちらからの問いかけに、参加者はそれぞれに考えてくださいました。 最後に、捕まえた生き物は川に帰してあげました。

滋賀県では7月1日を「びわ湖の日」と定めています。

この日を中心に、一人一人が身近な自然や暮らしの中で、琵琶湖をもっと身近に感じ、関わってもらえるきっかけづくりとして、県内各地で環境保全活動が実施されています。

大津市地球温暖化防止活動推進センターにおいても、「びわ湖の日」事業として、 令和7年6月29日(日曜日)、アルプラザ堅田店3階キッズスペースで、株式会社平和堂様との協働企画として、「おおつ地球温暖化防止すごろく大会」を開催しました。 大きなサイコロを振って、、、 残念!「熱中症にかかってしまった」マイナス1点!

でも、次のサイコロで、「防災グッズを用意した」でプラス1点! 最後は、「地球温暖化防止策」(環境に良いこと)を2つ言ってもらって、ゴールです!

3時間の開催でしたが、28家族80名のかたに参加していただいて 大盛況でした!

この環境すごろくは、大津市地球温暖化防止活動推進センターのHPにアップされています。

大津市地球温暖化防止活動推進センター ぜひダウンロードして、遊んでみてください! 温暖化って、CO2が原因って知ってた!? 何をすれば環境に良いの?何をすれば環境に悪いの?など サイコロマスの身近な出来事をきっかけに、ご家族で考えていただけたら、うれしいです♪

 滋賀県では7月1日を「びわ湖の日」と定めています。 この日を中心に、一人一人が身近な自然や暮らしの中で、琵琶湖をもっと身近に感じ、関わってもらえるきっかけづくりとして、県内各地で環境保全活動が実施されています。 大津市地球温暖化防止活動推進センターにおいても、「びわ湖の日」事業として、 令和7年6月29日(日曜日)、アルプラザ堅田店3階キッズスペースで、株式会社平和堂様との協働企画として、「おおつ地球温暖化防止すごろく大会」を開催しました。 大きなサイコロを振って、、、 残念!「熱中症にかかってしまった」マイナス1点! でも、次のサイコロで、「防災グッズを用意した」でプラス1点! 最後は、「地球温暖化防止策」(環境に良いこと)を2つ言ってもらって、ゴールです! 3時間の開催でしたが、28家族80名のかたに参加していただいて 大盛況でした! この環境すごろくは、大津市地球温暖化防止活動推進センターのHPにアップされています。 大津市地球温暖化防止活動推進センター ぜひダウンロードして、遊んでみてください! 温暖化って、CO2が原因って知ってた!? 何をすれば環境に良いの?何をすれば環境に悪いの?など サイコロマスの身近な出来事をきっかけに、ご家族で考えていただけたら、うれしいです♪

令和7年6月21日(土曜日)、おおつ市民環境塾講座5 「二酸化炭素排出実質ゼロを実現するために」を開催しました。

この講座では、ゼロカーボンシティ実現に向けた大津市の取り組みを講義してくださいました。

講師は、大津市 環境部 環境政策課 ゼロカーボン推進グループの グループリーダー 小野 顕大 氏です。

国際的な脱炭素へ向けた動き、日本政府の脱炭素へ向けた動きをふまえて では、大津市は、現状どういった施策に取り組んでいるのかを説明してくださいました。

大津市環境基本計画(第3次)や温室効果ガス削減目標、脱炭素の進行具合など 実際に行政に携わっている方からの、具体的で、現場の声を取り入れた講義を 参加者は熱心に聞いていました。

また、講義終了後の質疑応答も熱が入った活発なものとなり、参加者からの施策についての提案も多数寄せられました。

二酸化炭素排出実質ゼロを実現するためには、まだまだ課題が多くあります。 企業や家庭、行政それぞれのあるべき姿を考え、それらを施策で支えていく必要があると思いました。

 

 令和7年6月21日(土曜日)、おおつ市民環境塾講座5 「二酸化炭素排出実質ゼロを実現するために」を開催しました。 この講座では、ゼロカーボンシティ実現に向けた大津市の取り組みを講義してくださいました。 講師は、大津市 環境部 環境政策課 ゼロカーボン推進グループの グループリーダー 小野 顕大 氏です。 国際的な脱炭素へ向けた動き、日本政府の脱炭素へ向けた動きをふまえて では、大津市は、現状どういった施策に取り組んでいるのかを説明してくださいました。 大津市環境基本計画(第3次)や温室効果ガス削減目標、脱炭素の進行具合など 実際に行政に携わっている方からの、具体的で、現場の声を取り入れた講義を 参加者は熱心に聞いていました。 また、講義終了後の質疑応答も熱が入った活発なものとなり、参加者からの施策についての提案も多数寄せられました。 二酸化炭素排出実質ゼロを実現するためには、まだまだ課題が多くあります。 企業や家庭、行政それぞれのあるべき姿を考え、それらを施策で支えていく必要があると思いました。

令和7年6月13日(金曜日)、おおつ市民環境塾講座4「瀬田川洗堰操作施設・アクア琵琶見学会」を開催いたしました。

ご挨拶とスケジュール説明の後、国土交通省 近畿地方整備局 琵琶湖河川事務所に向かいます。

操作室の中で、洗堰の歴史や役割、現状について説明を受けました。

琵琶湖からの流出口は瀬田川の1か所しかないため、古くは奈良時代から治水について取り組みがなされてきました。

明治時代に洗堰が完成し、多くの問題解決に目途が立ちました。

洪水・渇水対策、生活用水・産業用水確保、生態系保全を含む環境保全を考えた、琵琶湖のきめ細かな水位管理が瀬田川洗堰で日々実施されています。 操作室から眺める洗堰です。

この日は堰は全開放されていました。

その後、アクア琵琶に移動し、琵琶湖の治水や利水、琵琶湖総合開発事業などについて、動画や展示で多くのことを学びました。

水との闘いの歴史を知り、あらためて、洗堰の重要性を認識するとともに、 世界的に水不足が懸念される状況下にあって、 1470万人の生活用水を供給する琵琶湖という豊富な水資源を有することに感謝すると同時に その維持、保全に努める必要性を再認識する機会にもなりました。

この見学会では、個人では入ることが出来ない操作室についても見学が出来ましたので、参加者の方々から、参加して大変良かったと感想をいただきました。

 

 令和7年6月13日(金曜日)、おおつ市民環境塾講座4「瀬田川洗堰操作施設・アクア琵琶見学会」を開催いたしました。 ご挨拶とスケジュール説明の後、国土交通省 近畿地方整備局 琵琶湖河川事務所に向かいます。 操作室の中で、洗堰の歴史や役割、現状について説明を受けました。 琵琶湖からの流出口は瀬田川の1か所しかないため、古くは奈良時代から治水について取り組みがなされてきました。 明治時代に洗堰が完成し、多くの問題解決に目途が立ちました。 洪水・渇水対策、生活用水・産業用水確保、生態系保全を含む環境保全を考えた、琵琶湖のきめ細かな水位管理が瀬田川洗堰で日々実施されています。 操作室から眺める洗堰です。 この日は堰は全開放されていました。 その後、アクア琵琶に移動し、琵琶湖の治水や利水、琵琶湖総合開発事業などについて、動画や展示で多くのことを学びました。 水との闘いの歴史を知り、あらためて、洗堰の重要性を認識するとともに、 世界的に水不足が懸念される状況下にあって、 1470万人の生活用水を供給する琵琶湖という豊富な水資源を有することに感謝すると同時に その維持、保全に努める必要性を再認識する機会にもなりました。 この見学会では、個人では入ることが出来ない操作室についても見学が出来ましたので、参加者の方々から、参加して大変良かったと感想をいただきました。

ビオトープにはたくさんの生きものがすんでいます。春日山公園ビオトープでどろんこ遊びや魚やドジョウなどの生きものをつかまえてみませんか。

  • 日時:9月20日()10時~12時(雨天時は9月21日()に延期)
  • 場所:春日山公園ビオトープ(最寄り駅はJR堅田)
  • 内容:どろんこ遊び、生きものつかみ
  • 対象:4歳児~小学生とその保護者
  • 定員:10組30人程度(申込多数の場合は抽選)
  • 参加費:無料

申込みは、9月11日(木)までに電話またはE-mail(「ビオトープ」参加希望と記入のうえ、郵便番号、住所、参加者全員の氏名(ふりがな)、年齢(学年)、電話番号を書いて)で大津市地球温暖化防止活動推進センターへ
TEL: 077-526-7545、E-mail: info@otsu.ondanka.net

このイベント申込みは終了しました。

おおつ市民環境塾2025年度 後期の開催予定についてお知らせします。

後期の環境塾は、次の内容で開催を予定しています。今後、事業の詳細等については、順次、当HPや「広報おおつ」等でもお知らせします。

 

講座
番号
開催日時 場所・定員 講座名 申込期限・
参加費等
9月27日(
14:00~16:00
会場:明日都浜大津4Fふれあいプラザ視聴覚室

定員:30名

講演会 「ヨシ原の変遷と生物多様性」

~ヨシ群落とよりよい共存関係を築くために~

講師:滋賀県立琵琶湖博物館総括学芸員 大塚 泰介 氏
滋賀県琵琶湖環境部主任主事 土田 真由 氏

9月18日

参加費:無料

11月1日(
10:00~12:00
雨天時は
11/3()に
順延
会場:県営春日山公園(駐車場集合)

定員:30名

体験学習 「里山は自然と文化の野外博物館」

~里山を巡り地域資源を再発見し活用していきませんか~

講師:びわこ成蹊スポーツ大学准教授 中川 宏治 氏

10月23日

参加費:無料

11月14日(金)
10:00~12:00
雨天決行
会場:関西電力蹴上発電所(正門前集合)
琵琶湖疏水記念館も見学定員:20名
見学会 「今なお発電続ける蹴上発電所見学会」

~記念館と発電所を訪ね近代化産業遺産琵琶湖疎水を知る~

講師:関西電力株式会社蹴上発電所 職員

11月6日

参加費:無料

11月29日(
14:00~16:00
会場:明日都浜大津1F市民活動センター大会議室

定員:30名

講演会 「琵琶湖の在来魚の産卵環境を考える」

~在来魚のにぎわいを取り戻すために~

講師:国立環境研究所琵琶湖分室分室長 馬渕 浩司 氏

11月20日

参加費:無料

10 12月7日(
10:00~14:00
会場:平野コミュニティーセンター調理実習室
定員:16名
料理教室 「地球にやさしい簡単料理」

~エコで得しておいしく食べよう~

講師:おおつ環境フォーラムエコ料理チーム

11月27日

参加費:500円

参加申込みフォーム

おおつ市民環境塾2025 後期

※締め切り:各イベントの締め切り日をご確認の上お申し込みください。

参加される全員の「氏名」「ふりがな」「年齢」「学年」をご記入ください。
ふりがな 氏名
年齢 学年
ふりがな 氏名
年齢 学年
ふりがな 氏名
年齢 学年
+ 参加者を追加
ふりがな 氏名
年齢 学年
どこでお知りになりましたか?(任意回答)
ご質問などございましたら以下にご記入ください。

このコースへの申込みは終了しています。

環境省では、星空観察を通じて光害(ひかりがい)や大気汚染、環境保全の重要性について関心を深めることに加え、良好な大気環境や美しい星空が地域資源(観光や教育)として活用されることを目指し、平成30年度から夏と冬の星空観察を推進しています。

今回、夏の観察期間(令和7年8月14日(木)~)を御案内します。この機会に、ぜひ星空の観察に御参加ください。

 

観察内容、観察期間・時間、観察方法・参加方法および取組報告募集等、詳しくは下記URLをご覧ください。

令和7年度 夏の星空観察について(環境省報道発表資料)
https://www.env.go.jp/press/press_00086.html

2025年5月27日(火)、おおつ市民環境塾2025講座3として、大津市由美浜にある水再生センターを見学しました。

水再生センターは、家庭からの排水・汚水や雨の日の道路側溝から流れてくる雨水を集め、ごみや汚れを取り除いてきれいにした水を琵琶湖に還しています。

まずは下水が再生される過程を映像で学びます。 その後、施設のスタッフの方々に案内され、実際に施設見学に向かいます。 中央監視室です。

ここで、施設内の多くの機械を効率良く運転させたり、異常の有無、下水量の記録など、集中管理しているとのことです。

 

沈殿池です。

大きなよごれを底に沈めます。上ずみの水は微生物の力をかりて、さらにきれいにしていきます。汚水が再生される状況が、ビーカーサンプルで一目瞭然でした!

一方、底にたまった汚泥は脱水機にかけられます。脱水した汚泥は、別に処分されます。琵琶湖から汲みあげられた水は、約1日かけて浄化されきれいな水として再生、そして再び琵琶湖へと還ります。

水資源の再生だけでなく、沈殿物をエネルギー源としての再資源化していること、下水熱を利用した熱エネルギーの有効活用など、循環型社会の重要性が求められる今、その貴重な事例を知ることが出来ました。

昔は下水処理場と言われていましたが、今は水再生センターと名称変更されていることに納得です。

下水道に関して、市民レベルでも出来る事(野菜くずを流さない、むだな水を使わない、水洗トイレでは硬い紙や布を使わないなど)の対応も重要であると再認識し、水について、あらためて大切さを感じました。

 

 2025年5月27日(火)、おおつ市民環境塾2025講座3として、大津市由美浜にある水再生センターを見学しました。 水再生センターは、家庭からの排水・汚水や雨の日の道路側溝から流れてくる雨水を集め、ごみや汚れを取り除いてきれいにした水を琵琶湖に還しています。 まずは下水が再生される過程を映像で学びます。 その後、施設のスタッフの方々に案内され、実際に施設見学に向かいます。 中央監視室です。 ここで、施設内の多くの機械を効率良く運転させたり、異常の有無、下水量の記録など、集中管理しているとのことです。 沈殿池です。 大きなよごれを底に沈めます。 上ずみの水は微生物の力をかりて、さらにきれいにしていきます。 汚水が再生される状況が、ビーカーサンプルで一目瞭然でした! 一方、底にたまった汚泥は脱水機にかけられます。 脱水した汚泥は、別に処分されます。 琵琶湖から汲みあげられた水は、約1日かけて浄化されきれいな水として再生、そして再び琵琶湖へと還ります。 水資源の再生だけでなく、沈殿物をエネルギー源としての再資源化していること、下水熱を利用した熱エネルギーの有効活用など、循環型社会の重要性が求められる今、その貴重な事例を知ることが出来ました。 昔は下水処理場と言われていましたが、今は水再生センターと名称変更されていることに納得です。 下水道に関して、市民レベルでも出来る事(野菜くずを流さない、むだな水を使わない、水洗トイレでは硬い紙や布を使わないなど)の対応も重要であると再認識し、水について、あらためて大切さを感じました。

2025年5月24日(土)、おおつ市民環境塾2025講座2「未来のために知っておきたい海とプラスチックの話」を実施しました。

講師は、同志社大学経済学部准教授の原田禎夫氏です。 まずは、プラスチックごみの海等での汚染状況と環境上での問題について説明がありました。

例えば、大阪湾ではプラスチックごみによって海底がヘドロ化し漁獲量が減少していますし、北海道の毛ガニからもプラスチックが出てきているとのことでした。

さらには人体に影響が及ぶ危険性についても説明がありました。 実は、日本近海でのプラスチックごみの量は世界の海の平均の27倍(!)もあるのです。

世界各国の中でも、日本は ・プラスチックごみを規制することについての意識が低いこと ・プラスチック包装が多いこと が見られる現状です。

そして、プラスチックごみ削減の意識や仕組み作りでも、日本は多くの課題があるという指摘がされました。

今後、プラスチックごみを減らす方策について、亀岡市を例に挙げられ、市民、行政、NPOなどが共に取り組んで、レジ袋禁止やウォーターステーションの設置、川での監視カメラなど、仕組み作りや粘り強い活動についての説明があり、とても勉強になりました。

とはいえ、地方自治体独自での努力では限界があることも事実であり、国が製造者責任を明確にすることや、焼却処分に偏ったプラスチックごみの処理方法を見直すことについても言及がありました。

 

 2025年5月24日(土)、おおつ市民環境塾2025講座2「未来のために知っておきたい海とプラスチックの話」を実施しました。 講師は、同志社大学経済学部准教授の原田禎夫氏です。 まずは、プラスチックごみの海等での汚染状況と環境上での問題について説明がありました。 例えば、大阪湾ではプラスチックごみによって海底がヘドロ化し漁獲量が減少していますし、北海道の毛ガニからもプラスチックが出てきているとのことでした。 さらには人体に影響が及ぶ危険性についても説明がありました。 実は、日本近海でのプラスチックごみの量は世界の海の平均の27倍(!)もあるのです。 世界各国の中でも、日本は ・プラスチックごみを規制することについての意識が低いこと ・プラスチック包装が多いこと が見られる現状です。 そして、プラスチックごみ削減の意識や仕組み作りでも、日本は多くの課題があるという指摘がされました。 今後、プラスチックごみを減らす方策について、亀岡市を例に挙げられ、市民、行政、NPOなどが共に取り組んで、レジ袋禁止やウォーターステーションの設置、川での監視カメラなど、仕組み作りや粘り強い活動についての説明があり、とても勉強になりました。 とはいえ、地方自治体独自での努力では限界があることも事実であり、国が製造者責任を明確にすることや、焼却処分に偏ったプラスチックごみの処理方法を見直すことについても言及がありました。