更新情報

国連では近年話題となっているプラスチックごみによる海洋汚染を防ぐために、まず、国連関係機関が率先して使い捨てプラスチックの使用をなくする取り組みを始めると表明しました。現在年間812万トンが海洋に棄てられているということです。

また、日本の研究者によると東京湾で採取したイワシの8割からマイクロプラスチックが見つかったということです。今後各方面での調査研究が進めば世界の海洋・河川での汚染状況が明らかになってくると思われます。

国連環境計画の最新の報告によると去年1年間に世界で排出された温室効果ガスの排出量は535億トンに達し、前年比1.3%増え、過去最高を記録したということです。そして今のままでは、2030年には590億トンになり異常な気候変動が起きる恐れがあるとしています。

ポーランドで開かれているCOP24 でも温室効果ガスの排出削減目標値をもっと高くする必要があるという声が出ているようです。

11月24日()、滋賀県営春日山公園および棚田・里山・古代米・鮒プロジェクト運営の棚田周辺で、講座5「里山保全と生態系について」を開催しました。

企画担当はフォーラム会員の冨田豊さん、植物観察指導は山本等さん他フォーラムのメンバーがお世話しました。

 平成30年11月24日(土)、滋賀県営春日山公園および棚田・里山・古代米・鮒プロジェクト運営の棚田周辺で、おおつ環境未来人育成講座5「里山保全と生態系について」を開催しました。 よく冷えた朝、曇り空で風もあり、体感温度では、かなり寒く感じました。まずは、公園内の植物観察です。

毎年12月に開催される国連の地球温暖化対策の会議「COP24」が始まりました。3年前に決まった「パリ協定」の実施に必要な国際的ルールを取り決めるのが主な目的です。

パリ協定では、今世紀末の世界の気温を産業革命前と比べて2℃未満(できれば1.5℃)にする目標が定められており、その実現のために温室効果ガスの排出を今世紀後半に実質ゼロにすることを目標としています。しかし、アメリカがパリ協定からの脱退を表明しブラジルも後ろ向きの状況にあるといわれています。

こうした中で、日本に対しても石炭火力発電の新設計画や海外での建設支援について厳しい目が向けられており、温暖化防止対策への日本のあり方が注目されています。

WMO(世界気象機関)によると今年10月までの世界の平均気温は観測が始まった1850年以降で4番目に高く、産業革命前に比べて1.1℃上昇したということです。

そして今のままの傾向が続けば、今世紀末までの気温上昇を2℃未満に抑えるというパリ協定の目標は困難で、3~5℃も高くなる恐れがあるといいます。

世界の国々がこの現実を理解し温暖化防止対策に更に力を入れる必要があります。

 

 

毎年12月は「地球温暖化防止月間」と定められ、全国をあげて温暖化防止の取り組みを推進しています。近年は大気中の二酸化炭素の濃度や世界の平均気温が上昇を続けており、各方面の多くの努力にかかわらず、十分な成果をあげるに至っていません。

しかしながら、このまま温暖化が進めば地球環境に甚大な影響を及ぼすことを考えると猶予は許されません。大津市センターとしても機会を設けて市民の皆様に情報を伝え、講座などの開催を通じて、温暖化防止の重要性をアピールしています。

12月になると多くの家庭や職場で暖房が利用されます。できるだけ省エネを心がけるようにしましょう。

12月の地球温暖化防止月間にあたっての行事一覧(地域の地球温暖化防止活動推進センター分)

11月18日()に開催された大津市市民活動センターの事業に出展参加しました。

当センターの出展コーナーでは、家庭の省エネ簡易診断を行う傍ら、お母さん方が診断を受けている間、子どもたちが退屈しないように手回し発電による電車の運転で遊びました。子どもたちはこの体験で、電気を使わずに電車が走る仕組みを学びました。

11月17日()明日都浜大津4階会議室において講座4「地球温暖化防止活動の現状」を開講しました。

地球温暖化防止活動の歴史、パリ協定の意義、気候変動の見通し、国民運動クールチョイスの内容、パリ協定を実現するための省エネ努力の必要性など多くの資料を使って詳しい説明がありました。講師は、NPO法人おおつ環境フォーラムエネルギーPJリーダーの山 和孝さんです。

 11月17日(土) 明日都浜大津4階視聴覚室に於いて『地球温暖化防止活動の現状』と題し「おおつ環境未来人」第4講座が大津市地球温暖化防止活動推進センターにより開催されました。その内容を写真で報告致します。 1) 講師は 山 和孝 氏 (おおつ環境フォーラム エネルギープロジェクト・リーダー) 2)講座概要 ①地球温暖化防止活動の歴史の説明、特に「パリ協定」時の各国の温室効果ガスの説明、日本が「パリ協定で約束した事」そして我が国の温室効果ガス低減について講師の体験を基に説明され、私たちが「パリ協定」に対して、何をなすべきか示唆されました。 3)地球温暖化は、防止活動をしないと「地球は+4.5℃ 上昇し、食糧難、益々気候変動(大きな台風、竜巻、水害、など)が発生す…

電気自動車は運転によるCO2の排出はありませんが、電源となる電気を供給するのにCO2を大量に発生させるのでは意味がないという指摘があります。それについて、この度、注目すべきニュースが報道されました。

それによると、中部電力とトヨタなどが連携して、CO2を排出しないCO2フリーな電力を用いた電気自動車の充電サービスを開始する実証実験を12月25日から始めるということです。

これにより、再生可能エネルギーの利用が拡大され、かつ電気自動車の普及も促進されることが期待できます。環境に配慮しながら顧客の利便性にも貢献できそうです。

中部電力では、再生可能エネルギーの普及を目指すトヨタのエコファンドにも参画するということで、このような動きが他の地域にも広がっていくことを期待したいと思います。

ご家庭での省エネ(電気代の節約にも役立つ)を進めていただくための一つの方法として、夏・冬(冷暖房等を使用する時期)に省エネを進めるために「エコライフデー」を実施しています。

ご自分で、「今日一日をエコライフデー」と決めていただき、ご家族の皆さんで挑戦してください。

このホームページから挑戦できます。