令和7年7月28日(月)、滋賀県と市が実施するアオコの監視調査において、県琵琶湖保全再生課の職員が守山市赤野井地先で、今年初めてのアオコの発生を確認しました。県琵琶湖環境科学研究センターがプランクトンを同定・計数したところ、その結果は以下のとおりでした。
アオコの発生状況
| 発生場所 | 確認日時 | 規模 | レベル | 水温 (℃) |
構成プランクトン(群体数/ml) |
|---|---|---|---|---|---|
| 赤野井地先 (守山市赤野井町) |
令和7年 7月28日 |
20m×2m | 4 | 33.6 | ミクロキスティス属 ( 10) アナベナ属 (59,000) |
〈参考〉
レベル4:水表面を膜状にうっすらとアオコが覆う。
レベル5:水表面に厚くマット状にアオコが覆う。
レベル6:アオコが腐敗し、浮き滓状になって湖面に覆い、腐敗臭を発する。
アオコは、昭和58年(1983年)に琵琶湖で初めて発生が確認されて以来、昭和59年(1984年)および平成26年(2014年)を除いて毎年発生が確認されています。
今後のアオコ発生状況は原則として、県HP「琵琶湖の水質(速報)について」において情報提供していく予定とのことです。
詳しくは、次のURLをご覧ください。
琵琶湖でのアオコの発生について(第1号)(滋賀県報道発表資料)
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/345472.html







5月17日(土)に予定されていたおおつ市民環境塾2025講座1「春の野草と樹木を楽しむ自然観察会」は雨天のため、5月18日(日)に延期され、皇子が丘公園にて開催されました。日程変更のため多くの方が参加できなくなり残念でしたが、当日は曇り時々晴の散策しやすいお天気になりました。 講師は、おおつ環境フォーラム会員の山本等さんです。 当日は、「大津っ子まつり」の開催日でもあったので、とてもにぎやかでした。また、「大津っ子まつり」開催直前に公園内の草刈りをされたようで、観察できると考えていた野草が根元だけになっていて、ちょっと残念でした。 ご挨拶後に出発、講師の説明を聞きながら散策しました。寒い冬を越して春に花を咲かせた野草をたくさん見ることができました。食べられる木の芽や野草の話も楽しく伺いました。サクランボ、ヘビイチゴの実などがあり、小さいお子さんも最後までしっかり歩いて楽しんでくれました。 参加者のみなさんは熱心にメモし写真を撮り、春の公園を楽しまれました。
