更新情報

令和7年7月28日(月)、滋賀県と市が実施するアオコの監視調査において、県琵琶湖保全再生課の職員が守山市赤野井地先で、今年初めてのアオコの発生を確認しました。県琵琶湖環境科学研究センターがプランクトンを同定・計数したところ、その結果は以下のとおりでした。

 

アオコの発生状況

発生場所 確認日時 規模 レベル 水温
(℃)
構成プランクトン(群体数/ml)
赤野井地先
(守山市赤野井町)
令和7年
7月28日
20m×2m 4 33.6   ミクロキスティス属 (  10)
      アナベナ属 (59,000)

〈参考〉

レベル4:水表面を膜状にうっすらとアオコが覆う。

レベル5:水表面に厚くマット状にアオコが覆う。

レベル6:アオコが腐敗し、浮き滓状になって湖面に覆い、腐敗臭を発する。

 

アオコは、昭和58年(1983年)に琵琶湖で初めて発生が確認されて以来、昭和59年(1984年)および平成26年(2014年)を除いて毎年発生が確認されています。

今後のアオコ発生状況は原則として、県HP「琵琶湖の水質(速報)について」において情報提供していく予定とのことです。

 

詳しくは、次のURLをご覧ください。

琵琶湖でのアオコの発生について(第1号)(滋賀県報道発表資料)
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/345472.html

令和7年7月22日(火)、近江八幡市環境政策課の職員が近江八幡市浅小井町および白王町付近の西の湖の2定点において、今年初めてのアオコの発生を確認しました。県琵琶湖環境科学研究センターがプランクトンを同定・計数したところ、その結果は下記のとおりでした。

 

アオコの発生状況

発生場所 確認日時 規模 レベル 水温
(℃)
構成プランクトン (群体数/ml)
ポケットパーク横
(近江八幡市浅小井町)
7月22日
10時38分
10m×2m 4 29.0 ミクロキスティス属 670 / アナベナ属 14,000 / アファニゾメノン属 0 / オシラトリア属 4,400
トムソーヤ横
(近江八幡市白王町)
7月22日
9時33分
20m×3m 4 30.5 ミクロキスティス属 13,000 / アナベナ属 250,000 / アファニゾメノン属 10 / オシラトリア属 280

〈参考〉

レベル4:水表面を膜状にうっすらとアオコが覆う。

レベル5:水表面に厚くマット状にアオコが覆う。

レベル6:アオコが腐敗し、浮き滓状になって湖面を覆い、腐敗臭を発する。

アオコは、昭和58年(1983年)に琵琶湖で初めて発生が確認されて以来、昭和59年(1984年)および平成26年(2014年)を除いて毎年発生が確認されています。

 

なお、今後の西の湖周辺でのアオコの発生状況は、県HP「琵琶湖の水質(速報)について」において情報提供していく予定とのことです。

 

詳しくは、次のURLをご覧ください。

西の湖でのアオコの発生について(第1号)(滋賀県報道発表資料)
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/332684.html

今般、滋賀県は、令和6年度に測定した公共用水域(琵琶湖・河川)の水質測定結果をとりまとめ公表しました。

なお、令和6年度に実施した琵琶湖8地点および6河川での有機フッ素化合物「PFOS及びPFOA」の調査の結果、全ての地点で指針値(50ng/L)の超過はなかったとのことです。

 

水質測定結果の概要は次のとおりです。

  • 〇令和6年度の琵琶湖の水質は、北湖では過年度と比較してCODと全窒素が少し低く、全りんが少し高かった。南湖は過年度と比較してpHが少し高かった。
  • 〇水質汚濁に係る環境基準の達成状況では、北湖の全窒素および全りん等で環境基準を達成した。一方で南湖の全窒素や全りん等は環境基準を達成できておらず、CODは引き続き高い値である。
  • 〇琵琶湖北湖の底層DOについては、9月の調査において、一部の地点で無酸素状態を確認した。底層DOの無酸素状態が確認された日としては、調査地点を現在の範囲に広げた平成18年度以降では早く、平成29年度と同時期であった。その後、冬季の冷え込みや強風により底層DOが回復し、令和7年2月10日および14日の調査において全層循環が完了したことを確認した。
  • 〇近年は毎年、秋には底層の貧酸素状態が確認されるなど、気候変動の影響と思われる現象が生じていることから、引き続き水質変動や植物プランクトンの発生状況とともに水質形成のパターンにも注視していく必要がある。

 

(参考)

琵琶湖では、北湖31地点、南湖20地点、瀬田川では2地点の合計53地点で、国土交通省、水資源機構と滋賀県が共同で水質調査を実施しています。また、河川の水質調査は、環境基準点が設定されている25河川(瀬田川を含む)と設定されていない2河川の合計27河川で、国土交通省、大津市と滋賀県が共同で実施しています。

 

詳しくは、次のURLをご覧ください。

令和6年度公共用水域水質測定結果の概要について(滋賀県報道発表資料)
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/345194.html

大津市地球温暖化防止活動推進センターでは、温暖化の現状や影響、簡単にできる省エネ・節電や身近な生きもの観察など、ご希望のテーマに合わせた内容を、パネルや実験等も用いて、わかりやすくお話しする出前講座を行っています。会場や時間もご要望に応じますので、ご相談ください。

  • 時期:令和8年3月まで
  • 対象:10人以上程度のグループ、団体、企業、学校、自治会など
  • 費用:無料

申込みは、電話またはE-mail(「出前講座希望」、連絡担当者の氏名、電話番号またはメールアドレス、希望のテーマ、対象者を書いて)で大津市地球温暖化防止活動推進センター
TEL: 077-526-7545  E-mail: info@otsu.ondanka.net

5月17日()に予定されていたおおつ市民環境塾2025講座1「春の野草と樹木を楽しむ自然観察会」は雨天のため、5月18日()に延期され、皇子が丘公園にて開催されました。日程変更のため多くの方が参加できなくなり残念でしたが、当日は曇り時々晴の散策しやすいお天気になりました。

講師は、おおつ環境フォーラム会員の山本等さんです。

当日は、「大津っ子まつり」の開催日でもあったので、とてもにぎやかでした。また、「大津っ子まつり」開催直前に公園内の草刈りをされたようで、観察できると考えていた野草が根元だけになっていて、ちょっと残念でした。

ご挨拶後に出発、講師の説明を聞きながら散策しました。寒い冬を越して春に花を咲かせた野草をたくさん見ることができました。食べられる木の芽や野草の話も楽しく伺いました。サクランボ、ヘビイチゴの実などがあり、小さいお子さんも最後までしっかり歩いて楽しんでくれました。

参加者のみなさんは熱心にメモし写真を撮り、春の公園を楽しまれました。

 

 5月17日(土)に予定されていたおおつ市民環境塾2025講座1「春の野草と樹木を楽しむ自然観察会」は雨天のため、5月18日(日)に延期され、皇子が丘公園にて開催されました。日程変更のため多くの方が参加できなくなり残念でしたが、当日は曇り時々晴の散策しやすいお天気になりました。 講師は、おおつ環境フォーラム会員の山本等さんです。 当日は、「大津っ子まつり」の開催日でもあったので、とてもにぎやかでした。また、「大津っ子まつり」開催直前に公園内の草刈りをされたようで、観察できると考えていた野草が根元だけになっていて、ちょっと残念でした。 ご挨拶後に出発、講師の説明を聞きながら散策しました。寒い冬を越して春に花を咲かせた野草をたくさん見ることができました。食べられる木の芽や野草の話も楽しく伺いました。サクランボ、ヘビイチゴの実などがあり、小さいお子さんも最後までしっかり歩いて楽しんでくれました。 参加者のみなさんは熱心にメモし写真を撮り、春の公園を楽しまれました。

京都大学総長特別補佐(前京都大学防災研究所長)の中北英一名誉教授をお招きし、「気候変動が豪雨に及ぼす影響と私たちの暮らし」をテーマに、科学的知見による地球温暖化の現状や将来、最新の研究による気候変動予測、さらに豪雨、台風に及ぼす影響などについてお話しいただき、それに適応する私たちの地域・街づくりや行政との連携、私たちにできることなどを学びます。

  • 日時:9月13日()14時〜16時
  • 場所:明日都浜大津5Fふれあいプラザ大会議室またはオンライン参加
  • 講演テーマ:気候変動が豪雨に及ぼす影響と私たちの暮らし
  • 講師:講師:京都大学 総長特別補佐 名誉教授(前京都大学防災研究所長) 中北 英一 氏
  • 定員:会場約50人、オンライン約50人(申込多数の場合は抽選)
  • 講師:京都大学 総長特別補佐 名誉教授(前京都大学防災研究所長) 中北 英一 氏
  • 参加料:無料

申込は、9月4日(木)までに電話かE-mail(「温暖化防止セミナー」参加希望、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、電話番号を書いて)で大津市地球温暖化防止活動推進センターへ
TEL: 077-526-7545  E-mail: info@otsu.ondanka.net

※オンライン参加の方はメールでのみ受け付け
E-mail: info@otsu.ondanka.net

このイベント申込みは終了しました。

おおつエコライフチャレンジ」サイトでは、スマートフォンやパソコン、タブレット等から、環境にやさしい取り組み項目に対して、「〇△×」で回答すると、1年間で削減できるCO₂の量や節約できる電気量などを知ることができます。

電力消費量が増加する夏に合わせて、7月15日(火)から9月15日(月)まで、「おおつエコライフチャレンジサマー」を実施します。

「環境保全のため」、「家庭の節約のため」等、きっかけは人それぞれかもしれませんが、エコなライフスタイルについて考え、未来の地球を守る取り組みにチャレンジを!!


おおつエコライフチャレンジサマー2025に参加!

私たちが便利で快適な生活を送っている一方、日常生活において、あらゆる形でごみが発生し続けています。このような中、限りある資源を有効に利用し、ごみの減量化や再資源化を図ることがますます重要になります。

『おおつエコ・リサイクルコンクール』は、市民会議「ごみ減量と資源再利用推進会議」と大津市が主催するコンクールです。市民の皆様に広く3R(リデュース、リユース、リサイクル)の重要性について考えていただくために作品を募集します!

テーマ

  • 「ごみを出さない(むだなものは買わない、食事は残さないなど)」
  • 「繰り返して使う(ものを修理して長く使うなど)」
  • 「資源として再利用する(正しく分けてリサイクルするなど)」
  • 「川をきれいにしよう(川を大切にする、川にごみを捨てないなど)」
  • 「給食を楽しくたくさん食べよう!(給食をあと一口食べようなど)」

対象

  • 「絵画・ポスター」「標語」=市内在住の中学生以下の方
  • 「川柳」=市内在住の高校生以上の方

応募規格

  • 「絵画・ポスター」=四つ切りサイズの画用紙(絵の具、クレヨン、色鉛筆等自由)
  • 「標語」 =ハガキ程度の大きさの用紙(目標など分かりやすく表現したスローガン)
  • 「川柳」 =ハガキ程度の大きさの用紙(五・七・五の音を持つ定型詩)

応募方法

作品に住所、氏名(漢字及びフリガナ)、電話番号、中学生以下の方は加えて学校(園)名・学年を書いて、9月4日(木曜)【必着】までに郵送または直接、廃棄物減量推進課へ。応募点数は一部門につき1作品に限ります。

表彰

「リサイクルフェア2025(令和7年9月21日(日曜)11時~15時、ブランチ大津京にて開催予定)」会場で表彰及び展示します。

注:天候等により開催中止になる場合があります。

賞(副賞)

  • 各部門 会長賞・市長賞・特選・佳作

副賞は図書カードになります。また、【絵画】・【標語】の特選以上の賞については社会科副読本『くらしとごみ』(小学校四年生の社会科授業において使用する教科書です。)に掲載します。

 

たくさんのご応募お待ちしております。

 

注:その他、応募作品は、ごみ減量と資源再利用推進会議または大津市の環境美化啓発事業に使用します。

 

募集要項等詳しくは、次のURLをご覧ください。

おおつエコ・リサイクルコンクール作品を募集します(大津市廃棄物減量推進課)

https://www.city.otsu.lg.jp/re/s/56992.html

気象庁は令和7年7月1日に、6月の日本の月平均気温は、統計を開始した1898年以降の6月として最も高くなったと発表しました。また、向こう1か月も引き続き全国的に厳しい暑さになる見込みであり、気温の予報や熱中症警戒アラート等に注意して、適切な熱中症予防行動を取っていただくようお願いしますとのことです。

今年6月は、日本付近への太平洋高気圧の張り出しが強く、日本の月平均気温の基準値からの偏差(1991~2020年の30年平均値との差)は+2.34℃で、これまでの6月の記録であった2020年の+1.43℃を上回り、統計を開始した1898年以降、最も高くなりました。地域別には、6月の地域平均気温平年差は北日本で+3.2℃、東日本で+2.3℃、西日本で+1.8℃で、いずれも統計を開始した1946年以降の6月として歴代1位の高温になり、全国153の気象台等のうち122地点で、月平均気温が6月として歴代1位の高温になりました(6地点のタイ記録を含む)。

今後、7月も引き続き太平洋高気圧が日本付近に強く張り出し、7月前半は全国の広い範囲で最高気温が35℃以上の猛暑日が予測され、その後も全国的に高温となり引き続き厳しい暑さになる見込みです。熱中症の危険性が高い状態が続きますので、気温の予報や熱中症警戒アラート等に注意して、適切な熱中症予防行動を取っていただくようお願いしますとのことです。

 

詳しくは、次のURLをご覧ください。

6月の記録的な高温と今後の見通しについて(気象庁報道発表資料)
https://www.jma.go.jp/jma/press/2507/01d/junetemp_20250701.html

滋賀県は、県内の水浴場のうち、主要な水浴場について、開設前の水質を調査し、判定基準に基づき判断した結果、「不適」の水浴場はありませんでしたとのことです。

 

詳しくは、次のURLをご覧ください。

令和7年度水浴場水質調査結果(開設前)について(滋賀県報道発表資料)
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/338468.html