更新情報

11月29日(土)、明日都浜大津にて、おおつ市民環境塾講座9「琵琶湖の在来魚の産卵環境を考える」を開催しました 。

かつて食卓を彩ったホンモロコやフナなどの在来魚たち。近年その数が減ってしまった大きな原因の一つに、「産卵環境」の変化があるそうです 。

今回の講座では、国立環境研究所琵琶湖分室の馬渕浩司さんを講師にお迎えし、最新の調査結果をたっぷりとお話しいただきました 。

琵琶湖湖岸の各所に産み付けられた卵を魚種別に調査、DNAで魚種を特定し、GPSで産卵場所を地図に落とし込む。

また、琵琶湖を自由に泳ぎ回るコイの背中に動物搭載型のビデオカメラをとりつけて「コイ目線の」琵琶湖の水中映像を撮ってもらい、より多くの情報を得ている。と、本当に驚きの連続でした!

その結果、ニゴロブナはヨシの間、ホンモロコはヤナギの根元……というように、魚の種類によって「お気に入りの産卵場所」が違うことがわかってきたそうです 。

こちらの魚卵散布の調査結果や、コイ目線の琵琶湖の様子はデータベース化し公開されています。

国立環境研究所 琵琶湖分室 https://www.nies.go.jp/biwakobranch/index.html

琵琶湖総合開発に伴い人工造成されたヨシ帯では、ヨシが育つにつれヤナギもまた繁茂し、数年後には一見自然にできたかのようなヨシ帯になります。しかし、その波打ち際ではホンモロコの卵はなく、多くの魚種が産卵する自然にできたヨシ帯とは少し違った様相になるようでした。

参加された皆さんからは「データに基づいた話で、次に取るべき行動が見えてきた」「実際に現地を見たくなった」といった熱い感想をたくさんいただきました 。

琵琶湖は私たち人間にとっても重要な湖です。梅雨や台風などの時期には水害対策に水位を調節するなどし、どうしても湖魚の産卵環境に大きな影響を与えてしまいます。

魚たちのにぎわいを取り戻すために、私たちに何ができるのか。琵琶湖の未来について、じっくりと考える日となりました。

 11月29日(土)、明日都浜大津にて、おおつ市民環境塾講座9「琵琶湖の在来魚の産卵環境を考える」を開催しました 。かつて食卓を彩ったホンモロコやフナなどの在来魚たち。近年その数が減ってしまった大きな原因の一つに、「産卵環境」の変化があるそうです 。今回の講座では、国立環境研究所琵琶湖分室の馬渕浩司さんを講師にお迎えし、最新の調査結果をたっぷりとお話しいただきました 。琵琶湖湖岸の各所に産み付けられた卵を魚種別に調査、DNAで魚種を特定し、GPSで産卵場所を地図に落とし込む。また、琵琶湖を自由に泳ぎ回るコイの背中に動物搭載型のビデオカメラをとりつけて「コイ目線の」琵琶湖の水中映像を撮ってもらい、より多くの情報を得ている。と、本当に驚きの連続でした!その結果、ニゴロブナはヨシの間、ホンモロコはヤナギの根元……というように、魚の種類によって「お気に入りの産卵場所」が違うことがわかってきたそうです 。こちらの魚卵散布の調査結果や、コイ目線の琵琶湖の様子はデータベース化し公開されています。国立環境研究所 琵琶湖分室 https://www.nies.go.jp/biwakobranch/index.html琵琶湖総合開発に伴い人工造成されたヨシ帯では、ヨシが育つにつれヤナギもまた繁茂し、数年後には一見自然にできたかのようなヨシ帯になります。しかし、その波打ち際ではホンモロコの卵はなく、多くの魚種が産卵する自然にできたヨシ帯とは少し違った様相になるようでした。参加された皆さんからは「データに基づいた話で、次に取るべき行動が見えてきた」「実際に現地を見たくなった」といった熱い感想をたくさんいただきました 。琵琶湖は私たち人間にとっても重要な湖です。梅雨や台風などの時期には水害対策に水位を調節するなどし、どうしても湖魚の産卵環境に大きな影響を与えてしまいます。魚たちのにぎわいを取り戻すために、私たちに何ができるのか。琵琶湖の未来について、じっくりと考える日となりました。

環境省から、冬の星空観察についての案内がありましたのでお知らせします。

環境省では、星空観察を通じて光害(ひかりがい)の防止や大気環境保全の重要性について関心を深めることに加え、良好な大気環境や美しい星空が地域資源(観光や教育)として活用されることを目指し、平成30年度から夏と冬の星空観察を推進しています。

今回、冬の観察期間(令和8年1月9日(金)~ 同年1月22日(木))では、肉眼による「天の川」の観察はじめデジタルカメラによる夜空の明るさ調査などの観察内容が予定されています。

この機会に、是非、星空の観察に御参加くださいとのことです。

 

観察内容、観察期間・時間、観察方法・参加方法等、詳しくは下記URLをご覧ください。

令和7年度冬の星空観察について(環境省報道発表資料)
https://www.env.go.jp/press/press_01812.html

11月1日(土)、前日の雨とは打って変わって秋晴れの下、おおつ市民環境塾2025講座7「里山は自然と文化の野外博物館」を開催しました 。

今回のフィールドは春日山公園 。「里山は自然と文化の野外博物館」という素敵なテーマのもと、講師の中川宏治先生と一緒に散策路を歩きました 。

木漏れ日の中、先生の解説を聞きながらの散策は発見がいっぱいです。

特に興味深かったのは、里山の植生の変化について 。かつて里山の主役だったクヌギやコナラから、現在はアラカシやシイなどの常緑樹へと森が姿を変えつつあるそうです 。実際に森を見ながら説明を聞くと、「なるほど!」と深く納得できました 。

また、自然だけでなく文化的な話題も。地域の古墳に使われている石材が、遠く沖島や長命寺山から船で運ばれてきた可能性がある……なんていう歴史ロマンあふれるお話もあり、まさに「野外博物館」を楽しむひとときとなりました 。

参加者の皆さんは、「実際に歩きながらの説明がわかりやすかった」「樹木の変遷の話が勉強になった」と大好評で、熱心にメモを取ったり写真を撮ったりと、とても意欲的で楽しんでいらっしゃいました 。

最後に、里山保全プロジェクトメンバーが保全管理する棚田の見学です。生物多様性や水源や災害の防止、食料や木材などの資源供給、また野生動物と人間社会の緩衝地帯として、美しい景観も含め、里山が持つ役割は広く大きいものであると感じます。

人の手を必要とする里山の維持管理は大変です。人手不足の原因でもある、担い手の高齢化、過疎化。昨今、クマの都市部への出没で大変な被害を受けていますが、クマに限らず、野生動物と人との緩衝地帯となる里山の存在が喪失してきたのも要因との調査もされています。

そういった、人と自然との距離感を保つためにも里山の管理が必要です。

以上で、おおつ市民環境塾2025講座7「里山は自然と文化の野外博物館」、秋の自然を満喫しながら地域の歴史や里山の環境について再発見する充実した一日となりました 。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

 

 11月1日(土)、前日の雨とは打って変わって秋晴れの下、おおつ市民環境塾2025講座7「里山は自然と文化の野外博物館」を開催しました 。 今回のフィールドは春日山公園 。「里山は自然と文化の野外博物館」という素敵なテーマのもと、講師の中川宏治先生と一緒に散策路を歩きました 。 木漏れ日の中、先生の解説を聞きながらの散策は発見がいっぱいです。 特に興味深かったのは、里山の植生の変化について 。 かつて里山の主役だったクヌギやコナラから、現在はアラカシやシイなどの常緑樹へと森が姿を変えつつあるそうです 。 実際に森を見ながら説明を聞くと、「なるほど!」と深く納得できました 。 また、自然だけでなく文化的な話題も。地域の古墳に使われている石材が、遠く沖島や長命寺山から船で運ばれてきた可能性がある……なんていう歴史ロマンあふれるお話もあり、まさに「野外博物館」を楽しむひとときとなりました 。 参加者の皆さんは、「実際に歩きながらの説明がわかりやすかった」「樹木の変遷の話が勉強になった」とと大好評で、熱心にメモを取ったり写真を撮ったりと、とても意欲的で楽しんでいらっしゃいました 。 最後に、里山保全プロジェクトメンバーが保全管理する棚田の見学です。 生物多様性や水源や災害の防止、食料や木材などの資源供給、また野生動物と人間社会の緩衝地帯として、美しい景観も含め、里山が持つ役割は広く大きいものであると感じます。 人の手を必要とする里山の維持管理は大変です。人手不足の原因でもある、担い手の高齢化、過疎化。 昨今、クマの都市部への出没で大変な被害を受けていますが、クマに限らず、野生動物と人との緩衝地帯となる里山の存在が喪失してきたのも要因との調査もされています。 そういった、人と自然との距離感を保つためにも里山の管理が必要です。 おおつ環境フォーラムでも、里山保全プロジェクトやビオトープづくりプロジェクト、親子で自然体験の自然家族事業などで、自然に学び、自然を守り、自然を楽しむ活動を行っています。 あなたの「手」を「里山」にお貸しいただけませんか? おおつ環境フォーラム会員、各プロジェクトチームの仲間を随時募集しております。 以上で、おおつ市民環境塾2025講座7「里山は自然と文化の野外博物館」、秋の自然を満喫しながら地域の歴史や里山の環境について再発見する充実した一日となりました 。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

「おおつエコライフチャレンジ」サイトでは、スマートフォンやパソコン、タブレット等から、環境にやさしい取り組み項目に対して、「〇△×」で回答すると、1年間で削減できるCO₂の量や節約できる電気量などを知ることができます。

電力消費量が増加する冬に合わせて、12月15日(月)~ 1月31日()まで、「おおつエコライフチャレンジ ウインター 2025」を実施します。

 

「環境保全のため」、「家庭の節約のため」等、きっかけは人それぞれかもしれませんが、エコなライフスタイルについて考え、未来の地球を守る取り組みにチャレンジを!!

 

 

おおつエコライフチャレンジ ( https://otsu.ondanka.net/eco-lifeday/ )

気象庁は令和7年11月26日に、2025年の南極オゾンホールの年最大面積は、最近 10 年間の平均値程度となり、1980年代以前と比較して規模の大きな状態が続いていると発表しました。

気象庁では、オゾン層保護対策に資するため、南極オゾンホールの状況を衛星観測データ等により解析しています。2025年の南極オゾンホールは、9月9日に今年最大となり、その面積は2,280万km²で、これは南極大陸の約1.6倍に相当し、最近10年間の平均値(約2,340万km²)程度でした。

オゾンホールの年最大面積や日別オゾンホール面積の年積算値、オゾンホールの2025年の状況をみると、南極オゾンホールは1980年代以前と比較して依然として規模の大きな状態が続いています。

モントリオール議定書(1987年に採択)に基づく規制により、フロン等のオゾン層破壊物質の濃度は緩やかに減少しており、オゾンホールの年最大面積は年々変動があるものの2000年頃から減少しているとみられとしています。

 

詳しくは、次のURLをご覧ください。

南極オゾンホールは依然として大きな規模
https://www.jma.go.jp/jma/press/2511/26a/ozonehole2025.html

 

国連環境計画(UNEP)が11月に公表した、「排出ギャップ報告書2025(Emissions Gap Report 2025))」によると、世界の温室効果ガス排出量は、2024年には前年比2.3%増となる577億トン(二酸化炭素換算)で過去最高となったとしています。

世界各国が、産業革命前からの気温上昇を2℃を大きく下回る水準に押さえ、1.5℃未満に抑える努力をする「パリ協定」の目標達成には、依然ほど遠い状況となっており、地球温暖化による人命と経済の被害を軽減するため、温室効果ガス排出の迅速かつ大規模な追加削減が必要となるとしています。

令和7年11月14日(金曜日)、おおつ市民環境塾講座8「今なお発電続ける蹴上発電所見学会」を開催しました。

琵琶湖から京都へ続く疏水の先にある、関西電力株式会社蹴上発電所と琵琶湖疏水記念館を見学しました。

正門に集合し、早速職員さんの案内で施設内に向かいます。現在、稼働しているのは第3期蹴上発電所なんですって。後ほどチラシにも登場した赤茶色のレンガが印象的な第2期蹴上発電所の方にも向かいます。

 

改めて、職員さんからのご挨拶と蹴上発電所の歩みについて教えていただきました。

明治11年、東京の工部大学校(現東京大学)で初めてアーク灯が灯って以来、政府の殖産興業政策に呼応するように、自家発電による電気の使用が始まりました。

明治23年1月に着工され、明治24年5月に運転を開始しました。その後、順次発電設備が増強され、明治30年5月に第1期工事が完成しました。

現在は、水道の使用量が年々増加したこともあり、出力を5,700kWから4,500kW(実際はさらに出力を抑えられているようです)に変更されているようです。※1号機は休止中のようです。

平成28年には、「蹴上発電所」が、世界的な電気・電子技術組織のIEEEにより、「IEEEマイルストーン」に認定されました。日本初の事業用水力発電所であり、作られた電気が、京都の町や工業、電気鉄道にも使われたことで、京都ひいては日本の産業の近代化に貢献したことに対し、評価されたとのことでした。

蹴上発電所すぐそばの琵琶湖疏水記念館では、第1期蹴上発電所で使われていたペルトン式水車やスタンレー式発電機が展示されています。

それでは、発電の様子を見学します!

安全ヘルメットを着用し、足元に注意をしながら、職員さんが案内してくださいます。

現在の第3期蹴上発電所は基本的には無人で運用されており、別所から遠隔操作を行い、異常などがないかを確認されています。

降りてきました。これが現在の縦軸フランシス水車です!

発電機と共に、257rpm(毎分257回転)で回っていて、西日本の周波数60Hzに調整されているとのことです。

では、第3期蹴上発電所を後にして……第2期蹴上発電所へ向かいます。

外に出たら大きな水道管がありました。この水圧鉄管から疏水の水が流れ込み、あの大きな水車を回しているんですねー。

赤いレンガの第2期蹴上発電所です。美しいイギリス積みの赤レンガ壁に「功天亮(てんこうをたすく)」の文字。

“水力エネルギーという自然の恵みを、人々の暮らしに生かすことこそ、天の意志に叶うものである。”

との関西電力株式会社の思いが込められているそうです。

正面から回り込んで上の方を見上げてみましょう。不思議な穴がたくさん開いてますね?

これは実は、発電所内から送電線を引き出す穴だそうで、当時はここから電気が送られていました。

こちらは、先ほど評された「IEEEマイルストーン」の記念碑です。近くに南天の実がなっていました。これからも事故なく安全に、電気を作っていってほしいですね。

これで、「蹴上発電所見学会」は終了です。関西電力株式会社の職員さん、お忙しいところを本講座のために、わかりやすくユーモアたっぷりに、難しいこともやさしい言葉で説明いただき本当にありがとうございました!

 

 令和7年11月14日(金曜日)、おおつ市民環境塾講座8「今なお発電続ける蹴上発電所見学会」を開催しました。 琵琶湖から京都へ続く疏水の先にある、関西電力株式会社蹴上発電所と琵琶湖疏水記念館を見学しました。 お天気も良くてさほど寒くもなく、いい見学びよりとなりました。終わったら京都の町をてくてくと観光するのもいいですね! 正門に集合し、早速職員さんの案内で施設内に向かいます。現在、稼働しているのは第3期蹴上発電所なんですって。後ほどチラシにも登場した赤茶色のレンガが印象的な第2期蹴上発電所の方にも向かいます。 配電盤室を抜け……ワクワクしながら向かった先は…… 座学でしたー!(笑) 改めて、職員さんからのご挨拶と蹴上発電所の歩みについて教えていただきました。 明治11年、東京の工部大学校(現東京大学)で初めてアーク灯が灯って以来、政府の殖産興業政策に呼応するように、自家発電による電気の使用が始まりました。 明治23年1月に着工され、明治24年5月に運転を開始しました。その後、順次発電設備が増強され、明治30年5月に第1期工事が完成しました。 明治24年5月の運転開始時には、120馬力のペルトン水車2基と80kWの直流発電機2基で始まりましたが、第1期工事完成時には20基の水車と19基の発電機が据え付けられ、出力は1,760kWとなったそうです。 第2期蹴上発電所では、横軸フランシス水車5台、発電機5台、出力は4,800kWになり、各所に変電所が設置され、供給エリアが拡大されました。 その後、電気の需要はどんどん高まり、現第3期蹴上発電所では縦軸フランシス水車が2台、発電機2台となり、出力は5,700kWもの電気を作れるようになりました。 … 続きはサイトをチェック!

滋賀県では、毎年、琵琶湖においてアオコの監視パトロールを実施しています。その結果、令和7年度のアオコの発生日数および水域数は、69日間5水域となり、この発生日数はアオコの監視パトロールを始めた昭和58年以降で最多とのことです。

なお、これまでの琵琶湖におけるアオコの最多発生日数は、令和5年度の63日間、水域数は、平成28年度の44日間13水域でした。

県による7月23日(水)から11月7日(金)までのアオコ監視パトロールの結果は以下のとおりであり、発生日数が69日間、発生水域数が5水域となっています。

アオコの発生が長期化した原因として、県内を通過する台風がなかったことや、まとまった降雨がなかったことから、湖水が停滞する状況が続いたため、3水域で長期的に発生したと考えられるとしています。

結果概要
確認日 発生水域 発生日数
第1号 7月28日 守山市赤野井地先 1日間
第2号 8月15日 大津市際川地先 1日間
8月15日 大津市ヤマハマリーナ琵琶湖内 36日間
第3号 8月25日 大津市際川地先 1日間
第4号 9月24日 大津市際川地先 8日間
第5号 10月6日 大津市際川地先 24日間
第6号 10月8日 大津市鏡が浜地先 22日間
第7号 10月20日 大津市柳が崎地先 5日間
合計 5水域 69日間

 

詳しくは、次のURLをご覧ください。

令和7年度琵琶湖におけるアオコ監視パトロールの結果について(滋賀県報道発表資料)
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/347154.html

令和7年9月27日(土)、おおつ市民環境塾2025講座6「ヨシ原の変遷と生物多様性」を開催いたしました。

今回の講座の講師はお二人です。

琵琶湖博物館の総括学芸員 大塚泰介氏

滋賀県琵琶湖環境部 主任主事 土田真由氏

まずは、土田講師から、滋賀県のヨシ原保全についてお話がありました。 ヨシ群落は、魚類・鳥類の生息など、豊かな生物相をはぐくみ、琵琶湖の環境保全に大きな役割を果たしています。

また、古来より、屋根やすだれなどとして利用する等、人とのかかわりが深いものでもありました。滋賀県では、ヨシ群落を保全するために、行政・地域・事業者とボランティアが連携し、「守る」「育てる」「活用する」という多面的な取り組みがなされているとのことです。

次に大塚講師より、 ・ヨシはどんな植物か ・ヨシ帯の生物 ・ヨシ帯の水質浄化機能 ・琵琶湖のヨシ帯の破壊と再生 ・より良い保全と再生 という各テーマについて丁寧な説明がなされました。

琵琶湖のヨシ帯は1980年代を中心に、琵琶湖総合開発による湖岸底建設で破壊されました。

しかし、市民から批判の声が上がり、またヨシ帯の多面的な機能が明らかになると、水資源開発公団や県も保全・再生へと舵を切りました。

ヨシ帯の再生には困難もありましたが、1990年代後半に再生のための技術が確立され、ヨシ帯の面積は急激に回復したとのことです。

ヨシ帯には、生物多様性の保全、水質浄化、半栽培の場、環境学習と交流の場など、多くの機能があります。現在も行政と市民(プラス企業)が協力して、ヨシ帯環境の改善が進められています。

参加された方から、ヨシの多様な側面を知ることが出来て、とても勉強になったと感想をいただきました。

 

 令和7年9月27日(土)、おおつ市民環境塾2025講座6「ヨシ原の変遷と生物多様性」を開催いたしました。 今回の講座の講師はお二人です。 琵琶湖博物館の総括学芸員の大塚泰介氏 滋賀県琵琶湖環境部 主任主事の土田真由氏 まずは、土田講師から、滋賀県のヨシ原保全についてお話がありました。 ヨシ群落は、魚類・鳥類の生息など、豊かな生物相をはぐくみ、琵琶湖の環境保全に大きな役割を果たしています。 また、古来より、屋根やすだれなどとして利用する等、人とのかかわりが深いものでもありました。 滋賀県では、ヨシ群落を保全するために、行政・地域・事業者とボランティアが連携し、「守る」「育てる」「活用する」という多面的な取り組みがなされているとのことです。 次に大塚講師より、 ・ヨシはどんな植物か ・ヨシ帯の生物 ・ヨシ帯の水質浄化機能 ・琵琶湖のヨシ帯の破壊と再生 ・より良い保全と再生 という各テーマについて丁寧な説明がなされました。 琵琶湖のヨシ帯は1980年代を中心に、琵琶湖総合開発による湖岸底建設で破壊されました。 しかし、市民から批判の声が上がり、またヨシ帯の多面的な機能が明らかになると、水資源開発公団や県も保全・再生へと舵を切りました。 ヨシ帯の再生には困難もありましたが、1990年代後半に再生のための技術が確立され、ヨシ帯の面積は急激に回復したとのことです。 ヨシ帯には、生物多様性の保全、水質浄化、半栽培の場、環境学習と交流の場など、多くの機能があります。 現在も行政と市民(プラス企業)が協力して、ヨシ帯環境の改善が進められています。 参加された方から、ヨシの多様な側面を知ることが出来て、とても勉強になったと感想をいただきました。